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25年ぶり速攻!巨人が初回先頭から5者連続安打で主導権 天敵・高橋攻略でセ界の灯まだまだ消さない

[ 2022年7月6日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―1ヤクルト ( 2022年7月5日    東京D )

<巨・ヤ>初回、適時二塁打を放つ巨人・坂本(撮影・光山 貴大)
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 巨人は5日、独走を許している首位・ヤクルトに快勝。丸佳浩外野手(33)、岡本和真内野手(26)、坂本勇人内野手(33)が3者連続適時打を放つなど97年以来、25年ぶりとなる初回先頭からの5連打で3点を奪った。今季の過去3度の対戦で全敗を喫していた天敵左腕の高橋奎二投手(25)も攻略。まだまだ首位と12・5ゲーム差あるが、絶対に諦めない。

 ひよってるやついる?東京リベンジャーズのマイキーこと佐野万次郎の名言だ。仮に試合前の一塁ベンチで巨人ナインが問い掛けられたとする。もちろん、そんなやつはいない。気迫は初回の攻撃から形となる。97年以来、25年ぶりの初回先頭から5連打。原監督は「なかなかありそうでない攻撃。いい打撃をしてくれた」と評した。

 やられっ放しではいられない。相手先発は今季3戦全敗の天敵・高橋。150キロを超える直球が武器の左腕に対し、過去3試合で打線が放った安打は13本中、10本が直球だった。吉川、ウォーカー、丸、岡本和、坂本の初回5連打は全て変化球。浮いたボールを逃さず、原監督は「変化球がちょっと甘かった。少し隙があったところに打線がかみついた」と言う。一挙3得点で主導権を握り、そのままリードを守った。

 人気アニメとコラボした「東京リベンジャーズデー」。4番・岡本和はリベンジに燃えていた。1点を追う初回は3連打で同点とし、なお無死一、三塁で迎えた打席で初球の130キロチェンジアップをミート。これが決勝の左前適時打となり「走者を還すことができて良かった」と笑った。対高橋は実に11打席目で初安打。直球主体の高橋だが、自身に対しては過去10打席で変化球が60%だった。データを頭に入れ狙い打ち。敵将の高津監督も「研究されているなと感じた」と口にした。

 胸に「TOKYO」と入ったビジター用ユニホームを着用した東京ダービー。壮絶な打撃戦だった前カードの神宮3連戦は1勝2敗だったが、打線が高橋にやり返すと前カードで計32失点だった投手陣もリベンジ。4人の継投で1失点に抑えた。

 まだ首位と12・5ゲーム差も、原監督は「3連戦の初戦を取れたのは大きい」と力を込める。一戦必勝で戦い、秋には逆転Vという大リベンジを決める。(小野寺 大)

 《97年6月6日中日戦以来》巨人は初回に先頭の吉川から5番の坂本まで5者連続安打。チームの初回先頭から5者以上連続安打は、97年6月6日中日戦で先頭の後藤孝志から5番の清水隆行が5連打して以来25年ぶりとなった。また、坂本が通算411本目の二塁打。通算二塁打の歴代最多記録は立浪和義(中)の487本だが、松井稼頭央(西)に並ぶ歴代9位に浮上。三塁打22本、本塁打266本を合わせた通算長打は699本となり、700本に王手をかけた。

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