エンゼルス・大谷 トレード狂騒曲 打者項目では昨季下回るも投手で昨季より高評価

[ 2022年7月6日 02:30 ]

エンゼルスの大谷翔平
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 トレード期限の8月2日(同3日)が迫り、他球団移籍への観測が強まるエンゼルス・大谷翔平投手について、28歳の誕生日となる5日を前に、米国の各メディアが特集を組んだ。スポーツ専門局ESPNは4日(日本時間5日)付で、今季と昨季を細かな項目に分けて徹底比較。打者では昨季が上で、投手は今季が上回っているとした。

 各項目20~80(平均50)の点数で評価した。打者では打率・257、46本塁打、100打点に対し、今季はここまで打率・262、18本塁打、51打点。打力は昨季が「60」で今季が「55」、長打力は昨季「75」で今季は「65」とした。走塁は26盗塁の昨季が「55」で、8盗塁の今季は「50」。野手総合では昨季「70」に対し今季は「65」となった。

 一方、投手では軒並み今季の評価が上だった。スプリットが昨季「80」で今季が「75」、制球がともに「50」だったことを除き、速球、スライダー、カーブ、投手総合で昨季より高い評価を得た。

 投打二刀流での総合評価は昨季「75」に対して、今季は「70」。今季中にポストシーズンをにらむ球団が獲得に動く可能性がある中で、「よりパワーある打撃を見せ、制球力を磨けば、昨季以上の活躍を見せてくれるかもしれない」と期待要素も指摘した。独自の勝利貢献指標「AXE」でのMVP予想では、トラウトの「141」に次ぐリーグ2位タイの「140」であることも紹介している。

 大リーグ公式サイトは「絶対に放出できない選手」を各球団から選び、エ軍は大谷ではなく30年まで契約を残すトラウトを挙げた。大谷の去就に、注目度は高まる一方だ。

 《都内で屋外ビジョンジャック!》日本時間では大谷の28歳の誕生日となったこの日、アドバイザリー契約を結ぶデサント社が契約後の8年間を振り返る動画を都内各所の大型屋外ビジョンに掲出した。「WE MOVE ON.~挑み続けた8年、それは未来へと続く」と題され、過去の名言とともに活躍を振り返っている。動画のフルバージョンは同社の公式サイトやYouTubeで公開された。

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