日本ハム・新庄監督 ついに借金20となる「実力がないだけ。試練というか勉強しているところ」 

[ 2022年7月6日 22:00 ]

パ・リーグ   日本ハム4ー5ロッテ ( 2022年7月6日    ZOZO )

<ロ・日>9回2死一、二塁。打ち上げてしまった谷内の打球を見上げる新庄監督撮影・長久保 豊) 
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 日本ハムは0―1の3回に清宮の1発で同点に追いつくと4回に石井の右前適時打で勝ち越しに成功。しかしその後4回裏に2―5と逆転を許すと5回、6回に1点ずつ返すがあと1点が奪えず3連敗でついに借金20となった。

 新庄監督の試合後の一問一答は下記の通り。

 ――1点差まで追い上げた。

 「いつもなんですよ。3回、4回、5回、6回、1点ずつ。まあ4点差まではこうやって1点ずつを取りにいくチームにしたいなと思っている。大量得点じゃなくて、こうやって1点ずつ取っていけば、あとはピッチャーが踏ん張ってくれて、追いついて追い越す。僅差のゲームで勝つために今、取り組んでいるんですけど。一発がね。前も西村くんがホームランを打たれていて、あそこ(4回)はフォアボールは出してほしくないという気持ちはあるんだけど、結果論じゃなく広くフォアボールでもいいボールを投げてほしかったなとは思います」

 ――清宮が本塁打。

 「ね。良かったですね。左ピッチャーで。まあでも、ロメロくんは真っすぐとスライダーだけ、2分の1の確率でヤマが張れるから。タイミングはばっちりでしたよね。(5回の)ツーベースもいい感じのスイングでしたね」

 ――初回の三盗について。

 「ピッチャー(ロメロ)はけん制がないから。あれはもう仕方ないというか、キャッチャーがいいボール投げましたよ。間違いなくけん制がこないんだから。タイミングの取り方だけ。欲を言えば、あとスパイク2個分大きなリードがあれば、タイミング的にセーフになれる。セーフと思ったけどね。まあまあ、審判がアウトって言うんだからアウトでしょう」

 ――4回2死一、三塁からの盗塁死について。

 「あれはね、サインミスです。石井くんでしょ?あれはサインミス。でもミスはしましたけど、セカンドにこう放ってくるだとは思いました。キャッチャーもサードを見ながらのセカンド(送球)だったので、もしかしたらサードランナーが走ったら(セカンド送球を)やめる。分からない、その辺は。そういう器用さはあるのかなとは思いました」

 ――4回の失点は四球絡みだった。

 「まあうちのチームだけじゃないと思いますけどね。追いついて追い越して、追い越されて、追いつきかけて。多いっすね。あとはピッチャーが踏ん張って乗り切っていくチームが守りの野球でベストかなと思いますね」

 ――借金20となった。

 「うちの実力がないだけ。この先にそういうことのないための試練というか、勉強しているところなので。そのへんは好きに書いてください」

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