巨人が広島・床田に初完封勝利を献上 中田翔は昇格即先発も3打数無安打、2三振とふるわず

[ 2021年9月21日 20:35 ]

セ・リーグ   巨人0ー2広島 ( 2021年9月21日    マツダ )

<広・巨(19)>6回2死一塁、中田は三振に倒れる(撮影・奥 調)
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 巨人は21日の広島戦(マツダ)で広島先発の床田に、6安打に封じられ0ー2で敗れた。この日、首位の阪神、2位のヤクルトともに勝利。阪神とは3・5ゲーム、ヤクルトとは2ゲームと差は広がった。

 最後まで広島の5年目左腕から得点を奪えなかった。2回に先頭の岡本和の右前打から1死一、二塁としたが、ハイネマンが右飛、小林が中飛に倒れる。3回1死一、二塁では坂本が右飛、続く一、三塁では岡本和が一飛に終わった。4回も1死一、二塁の好機を生かせず、主導権を握れなかった。

 日本ハムからトレード移籍後、不振で2軍で再調整していた中田が1軍に昇格。「6番・一塁」で即先発出場したが、2回の第1打席こそ四球を選んだが、その後は空振り三振、空振り三振。9回無死一塁でも中飛に倒れ、打線を活性化させることはできなかった。

 先発の山口も5回まで得点を許さなかったが、0─0で迎えた6回1死一、二塁で、鈴木誠にフルカウントからの高めに浮いたフォークボールを中前に運ばれ先制を許すと、続く坂倉にも右前適時打されて降板。山口は8試合&76日ぶりの白星はならず、6敗目。2点が最後まで重くのしかかった。

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