桑原引退で思う“崖っ縁コンビ”の阪神・秋山「チームへの献身という点では本当に見習うべき存在」

[ 2021年9月21日 05:30 ]

<阪神投手指名練習>気合の入った表情でダッシュメニューにのぞむ秋山(撮影・大森 寛明)
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 与えられた仕事を忠実に遂行する。21日からの敵地6連戦の先陣を託された阪神・秋山は、先輩右腕に負けない献身的な姿勢でチームの勝利に貢献する。

 「守りに入らず、攻めた投球ができるように。自分のできることに集中して勝てるように頑張りたい」

 当初の救援待機から西勇の一時離脱で急きょ先発が決まった17日中日戦は台風接近のため中止。結果的に11日広島戦から中9日で登板することになった。

 2位・ヤクルトとのゲーム差は1・5で負ければ首位から陥落する可能性がある今回は特に期するものもある。先発と救援で立場こそ違うが、ともに戦ってきた桑原が20日、今季限りでの現役引退を表明。16年までの7年間で自身は通算6勝。16年は1軍登板がなかった先輩右腕と「シーズン前から2人で崖っ縁コンビだという話をしながら一緒に頑張ってきた」と振り返る17年に自身最多12勝を挙げ、桑原も最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。

 「すごく寂しいですけど、体がボロボロな中で腕を振り続けた姿を見てきた。チームへの献身という点では本当に見習うべき存在」

 この日は甲子園での投手指名練習に参加し、キャッチボールやショートダッシュなどで最終調整した。中日戦は今季2試合登板で1勝無敗、14イニングで1失点。ただ、相手先発の柳に対しチームは今季2試合計17イニングで1点も奪えておらず、先制点が大きなウエートを占める。最多勝争いにおいても、柳に白星を許せばリーグトップの10勝で並ばれるだけに、是が非でも勝ちたい。「先制点を与えないように。残り試合も少ない。任されたところを全力で挑むだけ」。すべてはチームのため――。必死に右腕を振るだけだ。(須田 麻祐子)

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