広島・森下「前回に比べたら全然良かった」6戦連続未勝利も8回2失点無四球の投球に納得

[ 2021年9月21日 05:30 ]

セ・リーグ   広島2-2ヤクルト ( 2021年9月20日    神宮 )

<ヤ・広>4回、村上の一ゴロでベースカバーに入る森下。野手は坂倉(撮影・森沢裕)
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 広島・森下暢仁投手(24)が20日のヤクルト戦で8回2失点と力投し、復調の兆しを見せた。自己最長を更新する6試合未勝利へ伸びても、7回までは3安打に抑える好内容。8回1死からの4連打で同点に追いつかれて今季11度目の引き分けに終わったが、次回への期待が高まる登板だった。

 白星はつかなくとも、復調への光は確かに見えた。森下は7回まで散発3安打で無失点。2―0の8回は適時打2本で同点に追いつかれようと、勝ち越し点を与えずに踏ん張った。「前回に比べたら全然良かった」。これまでの悔しさもぶつけた8回2失点だった。

 本来の姿に近づいていることは、4試合ぶりの無四球が示していた。前回14日の中日戦では6回110球を数えたように、白星を求める慎重さから球数がかさんだ。一転、今回は3ボールまで5度進みながら、ストライクゾーンでの勝負に徹した。4試合ぶりに森下の女房役を務めた石原は、「いいところに投げてくれたので、結果的に3球勝負になっているところもあった」と振り返る。持ち前の制球力が戻ったことで7回まで90球と軽快で、8回の攻撃でも代打を送られなかった。

 誤算は、8回の打席で犠打に失敗したこと。3アウトまで塁上に残り、投球準備ができなかった。そして、8回に4安打を集中されて同点に追いつかれた。「自分が犠打をミスしてから、そういう(反撃の)雰囲気をつくってしまったところもあった。勝ち切れるところで逃してしまったのは申し訳ない」。6試合ぶりの白星は幻となっても、手応えまで消えることはない。

 今季3度目となる中5日での登板だった。不振でも登板間隔を空けることなく送り出した佐々岡監督は、「気合も入っていたと思う。今日みたいな投球で自信を取り戻して次に向かってほしい」と安どした。次回も中5日で26日のDeNA戦に向かうとみられる。今季は残り5回程度の登板が見込まれ、現在6勝。指揮官は「本人もどんどん行きたい気持ちがある。10(勝)という目標もある限り投げていかないといけないと思う」とラストスパートに期待した。

 「次、しっかりやりたいと思います」。次回は、見失いかけていた自信を取り戻した状態で迎えることができる。(河合 洋介)

 《神宮での無失点記録止まる》森下(広)が神宮で失点するのは、プロ入り後の同球場初登板だった昨季9月19日の2回に坂口の2ランを被弾して以来。連続イニング無失点は、足かけ5試合<(5)(7)(9)(7)(7)>の35でストップした。

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