大谷 2試合連続無安打 8回中堅へ大飛球 45号あと一歩…9戦ノーアーチも復調気配変わらず

[ 2021年9月21日 13:50 ]

ア・リーグ   エンゼルス0ー10アストロズ ( 2021年9月20日    アナハイム )

<エンゼルス・アストロズ>6回1死一塁、大谷は空振り三振に倒れる(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が20日(日本時間21日)、本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「3番・DH」で先発出場。4打数無安打で2試合連続で無安打に終わった。チームは0-10で敗れて4連敗となった。

 大谷は、初回の第1打席は一ゴロ、4回の第2打席は遊ゴロ、6回の第3打席は空振り三振。8回の第4打席では左腕・レイリーの代わりバナ、真ん中に入った初球をとらえて中堅へ大飛球を放った。打球速度は105マイル(約168・9キロ)、飛距離386フィート(約117・6メートル)の打球はあと一歩で失速し、中飛に終わったが復調気配を見せた。

 一方で、9試合連続ノーアーチ。本塁打王争いではゲレロ(ブルージェイズ)が単独トップに立っていたが、次点のペレス(ロイヤルズ)がこの日、クリーブランドで行われたインディアンズとのダブルヘッダー第1試合で左越え2ランを放ち、ゲレロに並んで46本としてトップタイに浮上。44本の大谷は2本差で追いかける展開となっている。

 前日の19日(同20日)、本拠地で行われたアスレチックス戦で今季19度目の投打同時出場。8回5安打2失点10奪三振の力投も10勝目はならず、ベーブ・ルース以来103年ぶりの「同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打」は持ち越しとなっていた。

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