「それ、俺が言うのか」 専大松戸を破った公立校・四街道が取った策

[ 2021年9月21日 13:33 ]

秋季高校野球千葉県大会 2回戦   四街道6―5専大松戸 ( 2021年9月21日    柏の葉公園 )

勝利に喜びを爆発させる四街道の選手たち(撮影・柳内 遼平)
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 公立校の四街道が21日、秋季高校千葉県大会の2回戦で今年の甲子園大会に春夏連続で出場した専大松戸に6―5で競り勝った。

 望月正彦監督は「できすぎです。今までやってきたことが出た。大きすぎる1勝で(チームが)進化できると思います」と喜びをかみしめた。

 0―5で迎えた6回に専大松戸の先発右腕・竹葉洋太(2年)をKOすると、救援した3投手からも連打を放ち、一挙6得点で逆転に成功した。

 3回途中から救援登板した最速132キロ右腕・鶴岡汰一(2年)はスライダーを低めに集め、6回1/3を5安打2失点。6回以降は無失点の好投で勝利に導いた。

 今夏、専大松戸が甲子園で戦った試合をテレビで見ていたという鶴岡は「本当にうれしいです。とにかく専大松戸は1番から9番まで良い打者がいる。一人一人にしっかり投げ切れて良かったです」と笑顔を輝かせた。

 ターニングポイントは9回1死二塁。1点を追う専大松戸は今年のセンバツ大会にも出場した好打者・黒須堅心(2年)を代打に起用。その時、マウンド上の鶴岡はベンチの望月監督に「申告敬遠です」と進言した。

 望月監督は「そんなことやったことがない。それ、俺が(審判に)言うのかとなった。でも、(プレーしている)子どもの感覚ってある」と受け入れた。

 申告敬遠で逆転の走者を出すも、次打者を中飛、最後の打者を遊ゴロに仕留めて逃げ切った。

 「選手たちが自分で判断するいつも通りの野球ができました」と指揮官。選手への信頼がジャイアントキリングを生んだ。(柳内 遼平) 

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