セ3強に注意報!番長DeNAが台風の目 嵐の予カ~ン9月首位 桑原2戦連続先頭弾で単独4位浮上

[ 2021年9月21日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA6―0中日 ( 2021年9月20日    横浜 )

<D・中>初回、2戦連続先頭弾となるソロ本塁打を放つ桑原(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 セ3強は三浦DeNAに気をつけろ!DeNAは20日、中日を6―0で下して3連勝。今季初の単独4位に浮上した。桑原将志外野手(28)が2試合連続の先頭打者弾を放ち、フェルナンド・ロメロ投手(26)が3勝目を来日初完封で飾った。9月の成績はリーグトップの9勝5敗1分け。優勝を争っている阪神、ヤクルト、巨人の上位3球団はDeNAに負けないことが優勝への近道となる。

 春先に10連敗を喫したチームとは思えない。自信に満ちたDeNAナインを象徴するのが、リードオフマンの桑原だ。初回の初球。小笠原の143キロ直球を捉え、左翼席に叩き込む。先制の12号ソロ。先頭打者弾で相手の出はなをくじき「打線の流れを意識し、初球は100%の狙い球しか打たない。それが来た。いいタイミングで打てた」と胸を張った。

 前日もロドリゲスから初回に一発。2試合連続先頭打者弾は自身初で、球団では14年の梶谷(現巨人)以来7年ぶり。右打者では77年の山下大輔以来、44年ぶりの快挙だ。「積極的にいけている。山下さんは“格好いい”というイメージしかないですよ」。気分も高まり、舌も絶好調だ。

 4打数3安打で打率・317とし、リーグトップに躍り出た。好調の要因に挙げられるのが、春先の凡ミスを糧に緊張感を高め続けたことにある。5月12日の巨人戦。一塁後方に飛球を打ち上げ、走るスピードを緩めた。打球は野手のお見合いでフェアゾーンに落ちたが、二塁に進塁せずチームの士気を落とした。同26日のオリックス戦でも中堅守備で平凡な飛球を落球。懲罰交代を食らった。

 猛省を促した三浦監督は、その後も「いつでも代えるからな」とプレッシャーをかけ続けた。桑原も「危機感を持ちプレーしている」と失敗から学び、好結果へつなげている。

 3連勝で今季初の単独4位に浮上。9月は9勝5敗1分けでセ・リーグトップの成績を誇り、阪神、ヤクルト、巨人の上位3強を脅かす存在になっている。打率は桑原を筆頭に4人も6位以内に名を連ねており、他球団に脅威を与えている。

 桑原は、21日のヤクルト戦で93年の松永浩美(阪神)がマークした3試合連続先頭打者弾のプロ野球記録を狙う。「記録は追い求めたい。そして全ての試合を勝つつもりで戦う」。今、セで最も強いチームはどこか。それは頼れるリードオフマンがいる三浦DeNAに違いない。(大木 穂高)

 《球団右打者では山下大輔以来44年ぶり》桑原(D)が2戦連続の初回先頭打者アーチ。2試合以上連続の初回先頭打者本塁打は17年の陽岱鋼(巨)以来史上35人目、41度目。DeNAでは14年梶谷(現巨人)以来3人目で、右打者では77年山下大輔(当時大洋)以来44年ぶりとなった。なお、プロ野球記録は93年松永浩美(神)の3試合連続となっており、21日のヤクルト戦でタイ記録に挑戦する。また、自身の初回先頭打者本塁打は通算9本目。球団の上位を見ると石井琢朗(17)、山下大輔(12)、重松省三(10)、江尻 亮(10)、金城龍彦(9)、桑原将志(9)と5位タイになった。

続きを表示

「始球式」特集記事

「新庄剛志」特集記事

2021年9月21日のニュース