西武・栗山が野茂英雄氏から名球会ブレザーを贈呈 「年は離れていますがいい関係」と野茂氏

[ 2021年9月15日 17:48 ]

パ・リーグ   西武―日本ハム ( 2021年9月15日    メットライフD )

<西・日>プレゼンターの野茂英雄氏(右)から名球会ブレザーを着させてもらう栗山
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 西武で生え抜き初の通算2000安打を達成した栗山巧外野手(38)の記念セレモニーが15日、日本ハム戦の試合前に行われた。Lビジョンで栗山の歩みを振り返った後、名球会メンバーで、若手時代にヘッドコーチだった土井正博氏(77)、育英高の先輩にあたる鈴木啓示氏(73)、背番号「1」の先輩である秋山幸二氏(59)から動画でメッセージを送られ、野茂英雄氏(53)から名球会入りの証であるブレザーを笑顔で授与された。

 栗山は2年目オフから野茂氏を担当していた大川達也トレーナーのもと、合同自主トレを行ってきた。14年からは「NOMOベースボールクラブ」の本拠地、但馬地区と「栗山巧杯」が行われる神戸地区で、それぞれ小学生軟式野球の選抜チームを結成し、年に1度の交流戦「NOMO栗山オールスターゲーム」を開催している。

 ▼野茂英雄氏 残り10本ぐらいになってからいつ(2000安打目が)出るのかを楽しみにしていました。最初に栗山選手とオフにトレーニングで一緒になったとき、(栗山選手の印象は)練習もまじめに取り組みますし、トレーニングをしていても身体に力がありました。
 (栗山選手も)「2000本を打ちたい」とのことだったので、先ほどのVTRを見て、若い時の栗山選手を思い出しましたね。
 栗山選手は野手で、(私と)投打が違いますが、お互い常識が合い、僕が話すことを理解してくれますし、栗山選手が話してくれることも(私自身)理解できる。年は離れていますが、いい関係だと思います。1年1日でも長く野球をやってほしいです。

 ▼西武・栗山 試合前の貴重なお時間に、憧れの野茂さんからこうして名球会のブレザーを授与していただき、この上ない喜びを感じております。
 より一層身が引き締まる想いと、これからも目の前の一打席に集中して、1本1本積み重ねていきたいと改めて強く思いました。

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