エンゼルス・大谷 本塁打数トップ陥落…Bジェイズのゲレロ45号 最近9戦で6発

[ 2021年9月15日 02:30 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ8―4レイズ ( 2021年9月13日    トロント )

レイズ戦で45号本塁打を放ったブルージェイズのゲレロ
Photo By ゲッティ イメージズ

 エンゼルス・大谷翔平投手(27)が13日(日本時間14日)、本塁打両リーグトップから陥落した。ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)がレイズ戦で45号ソロを放ち、試合のなかった大谷を抜いた。大谷が本塁打数で2位に後退したのは6月27日以来78日ぶりだ。一時はリーグ3位に落ちたゲレロだが、最近9戦で6発と逆襲。殿堂入りした同名の父のシーズン最多本数も抜き、最年少3冠王も視野に入る。

 ゲレロらしい規格外の驚打で、大谷が抜かれた。6回1死、見逃せばボールという内角低めを強引になぎ払った。今季大リーグで出たアーチで、パドレス・マチャドに並び最も低い15度の角度。弾丸ライナーが左翼ポール際へ突き刺さった。

 「(捕れると思って)三塁手が跳んだんじゃないか?そう見えたし、フェンス直撃かと思ったが…、信じられないね」。チャーリー・モントーヨ監督も驚きを隠せない。2試合連発の45号で両リーグ単独トップ。大谷は、6月27日以来78日ぶりに2位に陥落した。

 ゲレロは最近9戦で6発。チームは4連勝で、9月は13戦12勝と驚異的な勝率でワイルドカード争いの単独トップに立った。両チームの対照的な状況が、ゲレロと大谷の差になって表れている。

 大谷は9月まだ2本塁打。投打で奮闘を続けるが、エンゼルスはプレーオフ争いから完全に脱落し、モチベーションを保つのは簡単ではない。加えて主に2番を務める中で、1番フレッチャーは2本塁打、3番ゴスリンは5本塁打。大谷にマークが集中し、勝負を避けられることも多い。

 ゲレロの場合は、前を打つ2番セミエンがリーグ4位の39本塁打。後ろもビシェット、ヘルナンデスの4、5番が3割、30本、100打点に届きそうな好打者ぞろいだ。チーム本塁打は両リーグ最多の232本。プレーオフ進出に向けてナインの士気も高い。

 通算449本塁打した同名の父が、25歳だったエクスポズ時代の00年に残したシーズン最多44本塁打を、22歳で抜いた。打率・318もリーグトップ、103打点は3位タイと、最年少3冠王も視野に入れる。ゲレロよりも1試合多い19試合を残している大谷だが、巻き返しへ無駄にできる打席は一つもない。

 ≪ストライクゾーン ゲレロはほぼ打率3割超え 大谷は…≫8月以降の成績で2人を比較すると大谷の打率.203(123打数25安打)、7本塁打に対し、ゲレロは打率.298(171打数51安打)、12本塁打。コース別で見ると、ゲレロは外角低めを除き、ストライクゾーンのほとんどで打率3割以上のハイアベレージを残している。大谷は逆に、真ん中を中心とした外角高めと内角低めの対角線上のコースを除き、ストライクゾーン内の球もうまく捉えられていない。

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