ヤクルト・村上、通算99号で清原超え最年少大台王手!試合は連夜の9回モヤモヤも…高津監督気迫に応えた

[ 2021年9月15日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―4阪神 ( 2021年9月14日    神宮 )

<ヤ・神>6回、村上が右中間にソロを放つ(投手・小川)(撮影・大森 寛明)
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 奮い立たないわけがない。首位・阪神との対決。前日に指揮官が見せた勝利への執念も目に焼き付けている。ヤクルト・村上が史上最年少での100号到達にリーチをかける一発で、思いを体現した。

 雨降る夜空にアーチをかけたのは2―0の6回先頭。粘った末に小川の9球目、134キロチェンジアップを捉えた。右中間席への34号ソロ。「先頭だったのでとにかく出塁することを考えた。食らいついていった結果が本塁打になって良かった」と振り返った。リーグトップの巨人・岡本和に2本差に迫る一発は通算99号。若き4番は現在21歳7カ月で清原和博の持つ史上最年少21歳9カ月での100号の更新は確実だ。

 前日の中日戦は1点を追う9回に審判団のミスジャッジが敗戦につながり、試合後に高津監督が審判団に約15分間もの猛抗議を行った。1週間前の7日の阪神戦前、優勝争いに向けたミーティングで「絶対、大丈夫。何かあったら僕が出ていく」と鼓舞していた指揮官が見せた男気。村上は三塁ベンチの最前列で見守った。打撃不振だった7月には高津監督から「いろんな重圧を感じながら打席に立ちなさい。期待はしているけど一人で背負い込むことはない」と声も掛けてもらった。感謝の思いもバットに込め、快音を響かせた。

 21分間の雨天中断もあった試合を優位に進めたが、守護神のマクガフが9回の3点リードを守れず痛恨のドロー。ただ巨人がDeNAに敗れ2位に浮上した。「気持ち、声もよく出たゲームだった」と高津監督。下を向いている暇はない。頂点だけを見据え、歩を進める。(青森 正宣)

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