広島・森下 自己ワースト6失点で7敗目 チームも4連敗で15日にも自力CS進出の可能性が消滅

[ 2021年9月15日 05:30 ]

セ・リーグ   広島1-10中日 ( 2021年9月14日    バンテリンD )

<中・広21>6回、ピンチを招き、マウンドで帽子を取る森下(撮影・椎名 航)
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 広島・森下暢仁投手(24)が14日の中日戦でプロ入りワーストの6失点に沈んだ。6回110球の苦投。3連敗で7敗目を喫し、自己ワーストを更新する5試合未勝利となった。3年目の正随優弥外野手(25)を初3番に抜てきした打線は4試合連続で1得点に終わり、チームは4連敗。15日にも自力でのクライマックス・シリーズ(CS)進出の可能性が消える。

 敵地の中堅右を破る痛烈な打球を、森下はぼう然と見つめるしかなかった。2点劣勢の6回、らしくない四死球と2暴投で招いた2死満塁で、途中出場の堂上に走者一掃の二塁打を浴びた。カウント2―1からの真ん中低め150キロ直球。痛恨だった。

 「点を取られてはいけない場面で取られているし、同じ打者に何度も同じことを繰り返している。相手には点の取りやすい流れになり、そのままやられているのかな…と」

 右腕は唇をかみしめる。思えば初回、先頭・京田への投球が先行きを暗示していた。慎重に攻めようとしたのか、2球で追い込みながら決め切れず、フルカウントからの7球目を左翼線安打。2回は2死から7、8番の連打で先制を許し、3、5回にも粘り切れずに失点を重ねた。

 6回途中4失点で降板しながら、打線が9回に4点劣勢を大逆転し、敗戦投手を免れた前回7日から中6日。2週連続の中日戦登板は最悪の形で幕を閉じた。昨季と今季に1度ずつあった5失点を超える、自己ワーストの6失点。6回で球数110球という事実が苦投ぶりを物語る。

 「(勝負球が)ちょっと中に入ってきていた。大胆さが無くなっているし、自信が揺らいでいるから慎重に投げようとして力んでしまっているのか。極端に悪い感じには見えないんだけど…」。首をかしげる佐々岡監督。2軍再調整には「僕の中にその選択はないけど、明日、話をして」と含みを持たせた。

 6勝目を挙げた7月14日の中日戦を最後に白星から遠ざかる。これで5試合未勝利となり、5月から6月にあった4試合(2敗)を超えて自己ワーストを更新。7敗目を喫し、黒星が先行した。

 「四球を出したり…というところが(失点に)つながっているので、意識して直していかないといけない」

 この日は、課題のセットポジションの位置を胸の前からヘソの辺りに変えた。「何かしないといけないと思って」。きっかけを見つけようと、もがく昨季の新人王。復調を信じて待ちたい。 (江尾 卓也)

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