ヤクルト4年目・金久保プロ初勝利 「マウンドでは1人」恩師の教え胸に雨天中断にも動じず6回途中3失点

[ 2021年4月15日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―3DeNA ( 2021年4月14日    神宮 )

<ヤ・D>プロ初勝利の金久保(左)はウイニングボールを手に高津監督と笑顔を見せる(撮影・村上 大輔)
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 恩師の教えを胸に、プロ初勝利をたぐり寄せた。ヤクルトの高卒4年目右腕・金久保はプロ最長の5回2/3を3安打3失点。プロ初のお立ち台で「うれしい気持ちでいっぱいです」と表情を崩した。

 「マウンドではずっと1人だから、練習は1人でやりなさい」。東海大市原望洋時代に監督だった浜崎雄作部長の教えだ。マウンドでは誰も助けてくれない。ピンチを抑えるためには自分には何が必要で何をするべきか。自然と考える力がついた。「マウンドで調子が悪くなったりしても修正ができるようになった。今に生きています」。2度にわたる計63分間の雨天中断にも動じなかった。ベンチ裏で体を動かし、相手打者の攻略に頭を巡らせた。最速151キロを計測した持ち味の力強い直球で主導権は譲らなかった。

 1年目に受けた右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を乗り越え、ついにつかんだ白星。「絶対的なピッチャーになりたい」と力強く誓った。(青森 正宣)

 ◆金久保 優斗(かなくぼ・ゆうと)1999年(平11)11月4日生まれ、千葉県出身の21歳。小1から野球を始め、中学時代は佐倉シニアでプレーし3年時に全国大会優勝。東海大市原望洋では3年春に甲子園に出場。17年ドラフト5位でヤクルトに入団。昨年10月22日の巨人戦でプロ初登板。1メートル83、74キロ。右投げ左打ち。

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