阪神・マルテ 聖地初の「ラパンパラポーズ」 森下撃ちに「いい投手から打てた。幸せ」

[ 2021年4月15日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-0広島 ( 2021年4月14日    甲子園 )

<神・広(4)> 5回無死一塁、左越え2ランのマルテはナインとポーズを決める(撮影・大森 寛明)
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 喜びが爆発した。ダイヤモンドを一周すると、阪神・マルテはベンチ前で弓を引くような「ラパンパラポーズ」を本拠地で初披露した。

 「いい投手から打つことができてうれしい。幸せ。久しぶりのホームランを甲子園で打てて、みんなが盛り上がってくれて最高だね」

 5回無死一塁、森下のカットボールを捉えた一撃は左翼スタンドに突き刺さった。3月28日のヤクルト戦(神宮)以来、13試合ぶりの2号2ラン。打球速度173キロ、飛距離130メートル。いずれも佐藤輝の一発を上回る迫力だった。

 「フェンスぎりぎりでも、130メートルでもホームランはホームラン。うれしいしチームが勝てたから良かった」

 森下とは前回対戦で3打数無安打2三振。さらにデザインなどで自らも制作に参加した「ラパンパラタオル」発売から一発が出ていなかった。加えて、韓国で昨季2冠王のロハスが合流間近というのも当然意識している。「自分の売りはいつも一生懸命やること」。チームは本塁打が出れば9戦全勝。M砲もこの一撃をさらなる足がかりにする。(鈴木 光)

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