またノーヒッター ホワイトソックスの左腕ロドンが達成 死球1つのあわや完全試合

[ 2021年4月15日 14:54 ]

ノーヒットノーランを達成したホワイトソックスのロドンに駆け寄るチームメートAP)
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 メジャー7季目を迎えているホワイトソックスの左腕、カルロス・ロドン投手(28=193センチ、113キロ)が14日、地元シカゴのギャランティー・レイト・フィールドで行われたインディアンズ戦でノーヒット・ノーランを達成。114球を投げ(ストライク75球)、出した走者は9回1死から死球を与えたインディアンズの8番・捕手のロベルト・ペレス(32)だけだった。

 この死球はカウント0―2からのスライダーがペレスの脚に当たってしまったもの。完全試合は達成できなかったが、昨年8月25日のルーカス・ジオリト(26=対パイレーツ)以来、球団通算では20回目(ドジャースの23回に次ぐ歴代2位)となる快挙となった。

 メジャーで今季ノーヒット・ノーランをマークしたのはパドレスのジョー・マスグローブ(28=9日のレンジャーズ戦で達成)を含めてロドンで2人目。ロドンにとっては初完封でもあり2度目の完投でもあった。

 試合は8―0で勝ってロドンは今季3度目の登板で2勝目。ホワイトソックスは今季の成績を6勝6敗として勝率を5割に戻した。

 ロドンはノースカロライナ州立大から2014年のドラフトで全体3番目に指名されたが、昨季までは通算29勝33敗。故障がちで戦列を離れることも多く、昨オフに契約更新を見送られ、FA選手として1年300万ドル(約3億2700万円)でホワイトソックスと再契約していた。

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