ツインズのシモンズ遊撃手がコロナに感染してチームを離脱 昨季はエンゼルスに在籍

[ 2021年4月15日 08:04 ]

新型コロナへの感染で戦列を離れたツインズのシモンズ(AP)
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 ミネソタ州ミネアポリスに本拠を置いているツインズのアンドレルトン・シモンズ遊撃手(31)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示して故障者リストに入った。13日のレッドソックス戦に「8番・遊撃」で先発出場したあとに検査結果が通知されたもので、球団側は14日のダブルヘッダーの前に公表。現在は自宅で療養中で、わずかながら症状があるとされている。

 ツインズの選手たちは8日に本拠地ターゲットフィールドで1回目の集団接種が可能だったが、シモンズは接種を拒否。「個人的判断と過去の経験」というのが接種をしなかった理由だった。濃厚接触に該当する選手は現段階ではいないもよう。シモンズ離脱に伴い、今季1試合しか出場していなかったJT・リドル(29)がシモンズに代わって先発した。

 なおレッドソックスとのダブルヘッダー(7イニング)第1試合では前田健太(33)が先発。4回1/3で3失点という内容で、2―3で敗れたために今季の成績は1勝1敗となった。

 シモンズはオランダ領キュラソーの出身。投手を務めていた米ウエスタン・オクラホマ州立カレッジから2010年のドラフトでブレーブスに2巡目で指名され、2016年にエンゼルスに移籍。昨季を含む4シーズンは大谷翔平(26)とチームメートだった。メジャー通算では1070試合に出場して打率は・270。今季は10試合に出場して・355(31打数11安打)と打撃は好調だった。

 

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