巨人・高橋「リーグ優勝、日本一と駆け上っていきたい」 8回1失点で自身初の開幕3連勝 次こそ完投だ!

[ 2021年4月15日 21:43 ]

セ・リーグ   巨人5―1中日 ( 2021年4月15日    東京D )

<巨・中>中日に勝利し、高橋(左)をねぎらう原監督(撮影・吉田 剛)
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 巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)が中日戦(東京D)で8回6安打1失点と好投。プロ初完投こそ逃したものの自身初の開幕3連勝を飾り、チームの今季初となる4連勝と同一カード3連勝に大きく貢献した。

 2―1で迎えた2回、A・マルティネスと高橋周に連打され、阿部に四球を与えて無死満塁。だが、このピンチを東京ドーム初打席となった根尾の左犠飛による1点だけに抑えると、その後は無失点。4回以降は二塁進塁すら一度も許さなかった。

 それでも得意のスクリューボールが思うように投げられなかったためか「きょうは野手の方に守備や攻撃面ですごく助けてもらって何とか勝てたかなと思います」と自己最多の118球を振り返った高橋。あと1イニングでプロ3年目にして初となる完投だったが、「この間、8回途中でマウンドを降りてしまったので、まずは8回を超えるということを頭に入れて登ったんで、そういった意味でひとつまずは超えられたのは良かったかなと思うんですけど、また次、完投できるように準備できたらなと思います」と前向きにとらえてコメントした。

 6回の無死一塁の場面ではA・マルティネスに左中間への痛烈な当たりを弾き返された。だが、これを左翼を守っていた亀井がダイビングキャッチ。「本当に守備、攻撃面で支えてもらっての勝利だと思うんで、感謝したいと思います」とした高橋は自身初の開幕3連勝についても「僕一人の力ではなく、チームの皆で取った勝利だと思うので、おごることなく、また次の1戦に向けてしっかり準備していきたいなと思います」と謙虚に口にした。

 それでもチームは今季初の4連勝で今季最多の貯金3。「まだシーズンは始まったばかりですが、リーグ優勝、日本一と駆け上っていきたいと思うので応援よろしくお願いします」と力強かった。

 ▼巨人・原監督 安定感もありますし、何かこう…ひとつ超えたのかな、と。非常にナイスピッチングですね。きょうのところは120球ぐらいでいいでしょう、というところですね。

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2021年4月15日のニュース