巨人・坂本から5得点 東京五輪悲願金メダル獲得へ“好球必打”で侍ジャパン引っ張る

[ 2021年4月15日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人5-1中日 ( 2021年4月14日    東京D )

<巨・中>3回1死一、二塁、左線に2点二塁打を放つ坂本(撮影・吉田 剛)
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 巨人は14日、中日に5―1で快勝。今季初の3連勝で貯金2とし、2位に浮上した。3回に坂本勇人内野手(32)が左翼線2点二塁打を放つなど一挙5点を奪った。東京五輪開幕から100日前となった一戦で8試合連続安打と好調を維持。13、17年のWBCに出場し、侍ジャパンを引っ張ってきた32歳は悲願の金メダル獲得に向け、まい進する。

 好球必打。初めて対戦する投手が多くなる国際大会では、それが重要度を増す。さらに狙い球ではなくても、甘く来たときにいかに反応できるか。それも重要だ。東京五輪へ向け、坂本がお手本を示したのは3回に1点を先制し、なお1死一、二塁の場面だった。

 「みんなで回してくれたチャンスなので打てて良かった」。初球はカーブ。狙いは直球だった。泳いだスイングがそれを物語ったが、高めに来ると迷わずに振った。左翼線を破る2点二塁打。この回、打者10人で5点を奪う猛攻につなげた。

 東京五輪開幕から100日前。「結束!侍ジャパンナイター」と題し、セ・パ6球場の始球式に五輪経験のあるレジェンドが登場した。東京ドームは前監督で04年アテネ五輪に出場した高橋由伸氏。自身は銅メダルに終わり、金メダルを託す東京五輪のキーマンに挙げた選手こそが、後輩の坂本だった。「年齢的(32歳)にもポジション的(遊撃手)にも、(アテネ、北京で主将を務めた)宮本慎也になれると思う。立場的にもまとめないといけない。いい選手がいっぱいそろっているので、そこが大事だと思う」とリーダー的存在として期待を寄せた。

 高橋氏の現役時代は遠征先で一緒に食事に出掛け、打撃のアドバイスももらった。2年目から多少の改良をしつつも使い続けるのは「高橋由伸モデル」。尊敬する先輩のバットで安打を量産する。この日は高橋氏をほうふつさせる積極打法で8試合連続安打とした。

 1月の自主トレでは例年以上に追い込み「僕の野球人生の中で新しくできた目標の一つ。そのためにも今、ムチを打って頑張っている」と五輪への強い思いを口にした。東京開催で金メダルは悲願。坂本なら必ずやってくれる。(小野寺 大)

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