阪神・西勇 甲子園7連勝の8回無失点 森下にも雪辱、矢野監督も称賛「勝利の大きな要因」

[ 2021年4月15日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-0広島 ( 2021年4月14日    甲子園 )

<神・広(4)> 8回無失点の投球を見せた西勇輝(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 1点もやるつもりはなかった。肌寒さを感じる甲子園で阪神・西勇が127球の熱投。阪神移籍後、初のスライド登板も持ち味である安定感を最大限に発揮し8回4安打無失点。3月30日に先発対決で7回1失点ながら投げ負けた広島・森下に“圧倒的勝利”を収めエースの意地を見せた。

 新人2人の活躍を邪魔しないよう気遣ったのか、試合後はあえてコメントを寄せず。代わって、矢野監督が称賛の言葉を並べた。

 「いつも通り(西)勇輝がしっかりとリズムをつくってくれて、勇輝らしく投げてくれたのが勝利の大きな要因」

 初回、先頭の菊池涼に左前打を許したが、続く安部を遊ゴロ。西川の4球目に併殺崩れで残った安部に二盗を決められたが、西川を二直に仕留め二塁走者・安部が戻り切れず併殺で立ち上がりのピンチを脱出した。1点を先制してもらった直後の3回は1死から田中広に中前打されるなど2死二塁を背負ったが菊池涼を内角直球で捕邪飛に。2、6回以外は走者を背負ったが、要所を締めた。

 「完封させてやりたかったけど、次の登板もある。(8回に失策を記録した)中野がちゃんと捕ってアウトにしていたら9回もっていうのはあり得たと思うんだけど…」。指揮官は含みを持たせたが、開幕から3試合連続クオリティー・スタート(6回以上、自責点3以内)はさすがというしかない。昨年9月4日巨人戦から始まった甲子園での自身連勝も「7」に伸ばした。勝ち星も先行し、エースもチーム同様に上昇曲線を描き始めた。(長谷川 凡記)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「田中将大」特集記事

2021年4月15日のニュース