京都国際、2年ぶり近畿大会出場を決めた 辻井が千金サヨナラ打「食らいついていこうと」

[ 2020年10月4日 12:52 ]

令和2年度秋季京都府高等学校野球大会 3位決定戦   京都国際3―2東山 ( 2020年10月4日    わかさスタジアム京都 )

<京都国際・東山>9回2死一、二塁で右越えへサヨナラ打を放った京都国際・辻井
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 京都国際がサヨナラ勝ちで東山を下し、2018年以来2年ぶりの近畿大会出場を決めた。

 2―2の9回2死一、二塁から「5番・三塁」でフル出場した辻井心(じん)内野手(1年)が2ストライクと追い込まれながら直球を捉え、右中間へサヨナラ打を放った。「追い込まれていたので少々のボールでも食らいついていこうと思っていた」。2死一、二塁と一打勝ち越しの好機で迎えた7回の第4打席では低めの変化球を引っかけて三塁ゴロに倒れており「変化球は捨てていた。真っすぐに対応できてよかった」と笑みがこぼれた。

 投げては先発した平野順大投手(1年)が5回2失点。2番手の森下瑠大(りゅうだい)投手(1年)が4回を無失点と好救援で流れを引き寄せた。1年生の躍動もあり、来春の選抜大会の重要な参考資料となる近畿大会出場の残り1枠を勝ち取った小牧憲継監督(37)は「出るからには順位は関係ない。いろんな対策を練って、がむしゃらに相手に食らいつく野球をしたい」と意気込んだ。

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