阪神・ガンケル 甲子園初先発は5失点の不完全燃焼 「ジャイアンツは簡単にアウトになってくれない」

[ 2020年10月4日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4-7巨人 ( 2020年10月3日    甲子園 )

<神・巨(18)>6回、大城に3点本塁打を浴び、悔し気な表情でベンチに戻るガンケル(撮影・北條 貴史)
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 粘りきれなかった。甲子園初先発となった阪神・ガンケルは自己最長の6回を投げ、6安打5失点で3敗目。3度目の先発マウンドも、不完全燃焼に終わった。

 「ジャイアンツはやっぱりいい打線だったし、簡単にアウトになってくれないと感じた。球数も多くなってしまったし、追い込んでからのボールも甘くなってしまったから、反省して次に生かせるようにしたい」

 序盤3回までは1安打無失点と順調に立ち上がった。3回1死無走者の打席では通算4打席目で初安打となる左中間二塁打も放ち、気勢を上げた。だが、直後につかまった。4回1死三塁で丸に先制の適時二塁打を浴びると、5回には吉川尚にソロを被弾。続く6回にも1死一、二塁から大城に痛恨の右中間3ランを浴び、力尽きた。

 矢野監督は「しっかりと投げているボールが多かったんじゃないかと思う」と評価しつつ、「もっとやれることはバッテリーであったんじゃないか」と、勝負どころでの詰めの甘さに苦言も呈した。 (惟任 貴信)

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2020年10月4日のニュース