慶大・木沢 2勝目も自己最悪7回6失点「押すべき場面で押し切れなかった」

[ 2020年10月4日 05:30 ]

東京六大学野球・第3週第1日   慶大11ー6立大 ( 2020年10月3日    神宮 )

<立大・慶大>力投する慶大先発の木沢(撮影・河野 光希)
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 東京六大学野球は1回戦2試合が行われた。慶大のドラフト1位候補右腕の木沢尚文投手(4年)は自己ワーストの7回6失点も打線が爆発し、11―6で立大を下した。

 慶大の最速155キロ右腕・木沢は7回10安打、自己ワーストの6失点も、援護を受けて2勝目を手にした。この日の最速は152キロで三振は5つにとどまった。直球に加えて、スプリットなど変化球も高めに浮き、空振りを奪えなかった。「真っすぐが思ったよりいかなくて。押すべき場面で押し切れなかった」。14安打で2桁11得点の打線に助けられたかたちとなった。昨年までバッテリーを組んだ中日・郡司からは「来年はおまえが投手陣を引っ張っていくんだ」という言葉をかけられていた。
 納得のいかない登板に「きょうのようなふがいない投球でも勝てて良かった。明日はリリーフでも行ける準備をしたい」と責任感をにじませた。(伊藤 幸男)

 ▼慶大・正木 (5回の2ランなど今季初安打含む3安打3打点)1本出て楽になった。迷いがなくなったのが大きい。

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