ダル 今シーズンを振り返る「もうちょっとレベルを上げられるかなとは思う」

[ 2020年10月4日 02:30 ]

ナ・リーグワイルドカードS第2戦   カブス0―2マーリンズ ( 2020年10月2日    シカゴ )

先発したカブス・ダルビッシュ(AP)
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 カブスのダルビッシュ有投手(34)は2日(日本時間3日)、悪天候で順延されたマーリンズとのワイルドカードシリーズ第2戦に先発し、6回2/3を2失点で敗戦投手になった。チームは2連敗を喫し、ポストシーズン(PS)敗退が決まった。

 【ダルビッシュに聞く】 
 ――今の気持ちは。
 「今日は僕としては(ベテラン左腕の)レスターにもう1試合最低でもリグリー(・フィールド)で投げてもらいたいというのが今日の一番で、唯一のモチベーションだった。それが達成できなかったのが僕の中では凄く悔しい」

 ――新型コロナに揺れたシーズンだった。
 「カブスがいろんなことをきちんとケアをして、皆が健康でいられるようにベストを尽くしてくれたので、中地区の王者になれた」

 ――今後の課題は。
 「何が自分に必要なのかは見えているが、それを達成するためにどうすればいいかは、まだ答えが出ていない。もうちょっとレベルを上げられるかなとは思う」

 ――日米にいるファンについては。
 「地元ファンは凄く熱烈で、球場に入る時とかでも声を掛けてくれる。日本からも僕のピッチングを見て“また今日も頑張れる”という声とか聞いて僕の力になった」

 ――家族のサポートは。
 「ダルビッシュ家としても、この難しいシーズンを乗り越えたというのはうれしい。妻には感謝しかない」

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2020年10月4日のニュース