ヤンキース カギ握る先発起用法は…第2戦は左腕ハップ、モンゴメリーの可能性も

[ 2020年10月4日 16:50 ]

ヤンキースのブーン監督(AP)
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 田中将大投手(31)が所属するヤンキースは3日(日本時間4日)、5日(同6日)から始まる地区シリーズに備えた練習をサンディエゴのペトコパークで行い、アーロン・ブーン監督はオンライン会見に対応した。

 エース右腕ゲリット・コールが第1戦で先発することは発表されているものの、第2戦以降は未決定。この日、ブーン監督は「話し合っているが、まだ決まっていない」と改めて述べた。

 中立地で移動日なしに5日連続で試合を行うという変則日程のため、投手陣の起用法が鍵になるというのが一般的な見方。ただ、ブーン監督はオープナーの採用は否定し、「マサ、デイビー、ハップ、モンティをどう起用するかだ」と田中、新人のデイビー・ガルシア、左腕のJA・ハップ、ジョーダン・モンゴメリーを何らかの順番で登板させる方向だと話している。ワイルドカードシリーズはコール、田中という順だったが、右腕、左腕が続くのを避けるため、第2戦でサウスポーのハップかモンゴメリーを挟む可能性もありそうだ。

 一方、レイズのケビン・キャッシュ監督はこの日のオンライン会見で、最初の3戦でエース左腕のブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、チャーリー・モートンの順で先発すると早くも明言した。両チームのシーズン中の対戦はレイズの8勝2敗。今シリーズの勝者が、11日(同12日)から同じくサンディエゴで行われる7戦制のリーグ優勝決定シリーズに駒を進める。(杉浦大介通信員)

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