阪神2軍まさか…9回5失点で大逆転サヨナラ負け 1分け挟んで7連敗

[ 2020年10月4日 16:36 ]

ウエスタン・リーグ   阪神7―8広島 ( 2020年10月4日    由宇 )

 阪神が同点の9回に4点を勝ち越すも、その裏に5得点されまさかの大逆転サヨナラ負け。これで1分けを挟んで泥沼の7連敗だ。

 3―3の9回は、敵失と片山の二盗などで作った無死一、三塁の好機で小野寺が中前に2点適時打を放ち2点を勝ち越した。その後1死二塁から遠藤にも左越え適時二塁打が飛び出すなど、この回一挙4得点で4点差をつけ、突き放したかに見えた。

 しかし、その裏にまさかの落とし穴が待っていた。6番手の小野が先頭の羽月に左前打されると、その後四球と安打などで1死満塁。ここで迎えた小園に押し出しの四球を与えて7―4。その後2死満塁から韮沢に再び押し出しの四球を与えて2点差まで詰め寄られると、代打の高橋大に走者一掃のサヨナラ三塁打を浴び、この回まさかの5失点。予想だにしない猛攻にあい、逆転サヨナラ負けを喫した。

 投げては先発・望月が3回を投げて3安打1失点。その後は高野が2回、石井、福永、尾仲が1回ずつ継投して計3失点に抑えていたが、6番手の小野が5失点で負け投手となった。

 先月25日にコロナ禍によるチーム事情で、10選手が緊急昇格。翌26日から1分けを挟んで7連敗と、苦しい戦いが続いている。

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2020年10月4日のニュース