ボブ・ギブソン氏が死去 84歳 カージナルス一筋251勝、サイ・ヤング賞2度の右腕

[ 2020年10月4日 02:30 ]

1968年日米野球第一戦 力投するボブ・ギブソンさん
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 カージナルス一筋で通算251勝を挙げた元名投手のボブ・ギブソン氏が2日(日本時間3日)、膵臓(すいぞう)がんとの闘病の末に死去したと同日の地元紙セントルイス・ポスト・ディスパッチ(電子版)が報じた。84歳だった。

 1959年にデビューし、61年から14年連続で2桁勝利を挙げ、68年には22勝9敗、防御率1・12でMVPとサイ・ヤング賞を受賞。翌年から打者に有利になるよう、マウンドの高さが低く変更される契機になったとされる。68年にはワールドシリーズ敗戦後の強行軍でカ軍の一員として日米野球で来日し、巨人・王貞治らと対戦。投球後に一塁側に倒れる豪快なフォームで話題を呼んだ。サイ・ヤング賞は2度獲得し、81年に野球殿堂入りした。

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