【神奈川】“必笑”モットーも…厚木東、厚木対決に敗れ号泣

[ 2019年7月14日 16:44 ]

第101回全国高校野球選手権 神奈川大会2回戦   厚木東1―3厚木北 ( 2019年7月14日    俣野公園野球場 )

<厚木東・厚木北>応援団にあいさつする小林監督(右端)ら厚木東ナイン(撮影・島崎忠彦)
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 「必笑」をモットーに夏2勝を目指していた厚木東が、厚木北に無念の惜敗。小林航監督は「お互いに知っているメンバー。やりがいのある相手だった」と振り返った。

 東と北の「東北」対決。自転車で20分ほどの距離にある両校は毎年秋に練習試合をしており、中学時代からの知り合いも多い。しかし相手はシード校。初回に1点を返したが2回以降は反撃を封じられ、8回無死二、三塁の好機も3番以下が凡退した。

 鵜沢智主将(3年)は試合後に号泣。「緊張で顔を強ばらせたりせず、笑顔でやろう。(必勝ではなく)“必笑”をテーマにしていた。思い切ったプレーはできたと思う」と涙を拭った。

 小林監督は東大工学部物理工学科卒で、同大野球部出身。相手の戦力などを分析し、「より確率の高いプレーをしよう」をテーマに掲げてきた。来年へ向けて「技術があった上で、バッテリーを中心に相手との押し引きができるようになれば」と話した。

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2019年7月14日のニュース