【神奈川】祖父は元ロッテ戦士 関東学院六浦・倉持、無念敗退も大学で夢の続きを「プロ目指したい」

[ 2019年7月14日 19:39 ]

第101回全国高校野球選手権 神奈川大会2回戦   関東学院六浦1―2横浜商大 ( 2019年7月14日    俣野公園野球場 )

<横浜商大・関東六浦>6回2死、左前打を放つ倉持(撮影・島崎忠彦)
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 祖父で元ロッテの倉持明さん(66)が見守る前で奮闘した、孫で関東学院六浦の倉持優梨(3年)だったが、横浜商大の壁は厚かった。1―2での惜敗に「みんなで勝ちにいっていた。悔しい」と唇を噛んだ。

 背番号1だがピッチングが不振で、この日は「4番・中堅」で出場。1点を追う6回2死で「甘いボールが来たら思い切りいこうと思った」と左前打を放つと、すかさず二盗を決めた。そして5番・山本彪の中前打で一時は同点となるホームを踏んだ。

 倉持さんにとって、6人の孫のうち野球をプレーしているのは優梨だけ。倉持さんは昨年12月、「孫に教えたい」と学生野球の指導資格を回復。今年4月からは同校のコーチとしてベンチにも入り、優梨だけでなくナインに熱心な指導を続けてきた。

 「(資格を回復すると聞いて)めちゃくちゃうれしかった。身近でプロを経験していて、一番尊敬できる人」と優梨。「ベンチでも誰よりも声がデカくて、外野のノックもしてもらった」。そんな倉持さんから掛けられて忘れられない言葉は「どんな時でも強気でいろ。お前が大黒柱。お前が崩れたら、城が崩れるんだ」だという。

 この日は倉持さんの長女で、優梨にとって叔母に当たる元AKB48の倉持明日香(29)も観戦する前でのプレー。この日で高校野球は終わりだが、「関東学院大でも硬式で野球を続けたい。打者一本でいきます。大学でやるからにはプロも目指したい」と誓った。

 そんな力強い言葉を伝え聞いた倉持さんは「やるなら(一度)リセットして、もっと徹底的に教えないと」と笑顔で話した。祖父と孫の野球人生には、まだまだ続きがありそうだ。

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