【西東京】聖徳学園・三宅 病に打ち勝ち白星貢献「活躍したかった」

[ 2019年7月14日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 西東京大会2回戦   聖徳学園12―2玉川学園 ( 2019年7月13日    市営立川 )

<聖徳学園・玉川学園>2回、右前打を放った聖徳学園の三宅
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 聖徳学園(西東京)の病に打ち勝った三宅が勝利に貢献した。同点の2回無死一塁から右前打で好機を広げて勝ち越しにつなげ「最後の大会で活躍したかった」と笑った。

 17年入学時の健康診断をきっかけに、左胸の縦隔に悪性リンパ腫が見つかった。「医師には野球をやめて治療に専念するように言われた。本当につらかった」。

 抗がん剤治療の副作用で体重も65キロから55キロに減少。それでも母・直美さん(48)の「今の時代なら絶対に治るから」という言葉や仲間の支えで昨夏に復帰。「帰ってくる場所をつくってくれたみんなに感謝したい」と喜んだ。

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