【愛知】波乱!センバツ王者・東邦が屈辱コールド負け 春夏連覇の夢散る

[ 2019年7月14日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 愛知大会2回戦   東邦3―10星城(8回コールド) ( 2019年7月13日    春日井市民 )

<星城・東邦>7回、星城・石黒(左)に3ランを浴びた東邦・石川
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 第101回全国高校野球選手権(8月6日から16日間、甲子園)は13日、37大会で326試合が行われた。愛知大会では、史上8度目(9校目)の春夏連覇を目指した東邦が2回戦で星城に10―3で8回コールド負け。今秋ドラフト上位候補の石川昂弥内野手(3年)が今夏初登板も7回を13安打9失点と打ち込まれ、打っても不発に終わった。14日は47大会で399試合が行われる。

 無情の幕切れだった。3―9の8回1死満塁。この回から本職の三塁に就いていた石川の前へゴロが飛んだ。併殺を狙って投げようとした二塁にベースカバーが不在。やむなく一塁へ送球する間に三塁走者の生還を許し、コールド敗戦が決まる1点を奪われた。平成と令和、時代をまたいだ春夏連覇の夢はあっけなく散った。

 「とにかく悔しいというか、勝てた試合だと思うので、そういうのが一番、本当に悔しいです」。東邦が2回戦で敗れるのは51年ぶり。さらにセンバツ覇者が同年夏の地方大会でコールド負けを喫するのは、戦後初という屈辱的なものだった。

 「3番・投手」として石川は公式戦ではセンバツ決勝以来の登板。しかし、本調子には程遠かった。3―2の4回に4失点して逆転を許し、7回には投げ合った石黒に3ランを浴びた。計3被弾で7回13安打9失点。「もっと真っすぐで強気に押していけばよかった」。今年度で退任する森田泰弘監督を、最後の夏の聖地へ連れていくことができず「本当に申し訳ない」と唇をかんだ。

 センバツでは背番号1を背負い、決勝では史上初の2発&完封の偉業を成し遂げて30年ぶりの優勝に導いた。大会後はスケールの大きい打撃を生かすため背番号は5に。1回戦の初打席では、高校通算54号の決勝弾を放つ好スタートを切ったが、早々と姿を消した。

 地元の中日など11球団が視察する前で自慢の打撃でも4打数1安打と不発。「ピッチャーをやっていたから打てなかったということはない。日本代表(U18)にも入りたいので、気を抜くことなくやっていきたい」と気丈に前を向いた。最後まで涙を流すことなく「行きたいというふうに思っています」と改めてプロ志望も表明した。 (北野 将市)

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