阪神・青柳、夢舞台満喫 上手投げで144キロ「やってみようかなと」

[ 2019年7月14日 05:40 ]

マイナビオールスターゲーム2019第2戦   全セ11―3全パ ( 2019年7月13日    甲子園 )

5回、初球をオーバーハンドで投じる青柳(撮影・北條 貴史)
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 初出場の阪神・青柳は“上下から”夢舞台を満喫した。全セの3番手で5回から登板。初球に上手投げを披露し、友人や元同僚のリクエストに応えた。「友達とか元チームメートの松田遼馬から“上から投げて”と言われていたんでやってみようかなと」。先頭・源田への初球に普段は下手投げから腕の位置を上げて144キロのツーシームを投げ、「(以前は)出なかったんですけどね」と想像以上の球速に満足そうだった。

 持ち味も発揮した。5回無死一、二塁を切り抜けるなど、すべてゴロアウトで2回を抑え、「3者連続三振狙ったんですけど、全部ゴロアウトで。つまらなくてすいません」と苦笑い。試合前の室内練習場では同じ下手投げのソフトバンク・高橋礼と30分に渡る“変則トーク”を繰り広げたことも明かし、「同じと思っていたけど、感覚が違った」と収穫を強調。開幕から先発ローテーションを守ってつかんだ大舞台に「楽しめました」とうなずいた。

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2019年7月14日のニュース