DeNA筒香、球宴4年連続弾 山本浩二&松井秀喜の最多に王手

[ 2019年7月14日 05:30 ]

マイナビオールスターゲーム2019第2戦   全セ11―3全パ ( 2019年7月13日    甲子園 )

2回、1死一、三塁、左中間に3点本塁打を放ち、鈴木(左)とタッチする筒香 (撮影・成瀬 徹)
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 甲子園を濡らす初夏の雨が、カクテル光線にキラキラと輝く。その雨粒をDeNA・筒香の打球が切り裂いた。2回1死一、三塁で全セの4番が左中間に3ラン。一挙6点の猛攻を締め、敢闘選手賞に輝いた。

 「感触は凄く良かったし、1本打てて良かった。阪神の選手の勢いが凄いので、乗っていきました」。球宴で4年連続本塁打。81~85年の山本浩二(広島)、97~01年の松井秀喜(巨人)の5年連続に次ぐ歴代3位の偉業だ。特にゴジラは筒香にとって憧れの存在。「誰が見ても凄い選手。僕はまだまだ」。偉大な背中を追う。その道程に終わりはない。

 試合前のホームランダービーでは、前年覇者として両リーグ最多29本塁打の山川を撃破。最初の2分間で6本で並び、1分間の延長戦で5本を量産した。決勝進出はならなかったが、異次元の飛距離でファンを沸かせた。

 「初めての甲子園での球宴。他の球場と違う雰囲気があった。素晴らしい選手と野球ができたのは財産」。横浜高時代には2年夏の甲子園で3本塁打。当時はスイッチヒッターで、通算69本塁打のうち2本は右打席で打った。プロ入り後も両打ちを練習したこともあったが、1年目の2月下旬から左打ちに専念。「今になれば、もうちょっとやっておけば良かったかな」。そう漏らしたこともある。時は流れても、筒香の物語には常に続きがある。

 「(5年連続本塁打は)それは来年の話。(15日から)まずはしっかりチームのために頑張るだけ」。松井を追うように、首位・巨人の背中を追う。それこそがこの男の使命だ。 (鈴木 勝巳)

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