乙訓 コールド勝ちで決勝進出 主将の嘉門が3安打

[ 2019年5月18日 15:55 ]

春季京都府高等学校野球大会 準決勝   乙訓11―1鳥羽(6回コールド) ( 2019年5月18日    わかさスタジアム京都 )

<乙訓・鳥羽>6回コールドで鳥羽を下した乙訓ナイン(右)
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 昨春京都大会王者の乙訓が6―1と5点リードの6回に一挙5点を奪ってコールド勝ち。決勝進出を決めた。

 向上したチーム力を、存分に発揮した。初回に幸先よく1点を先制すると、相手のミスにも乗じて4回に4点を追加。完全に主導権を握り、最後は一気に決めた。市川靖久監督が「秋までは仮のキャプテンだった。それ以降の練習を見てこいつだな、と思った」と信頼を置く主将の嘉門凌太内野手(3年)が3安打とチームを引っ張った。

 少ない経験値からスタートしたチームだ。昨年は3年生が約50人在籍し、ベンチ入りしたことがあるメンバーもほとんどいなかった。冬に1カ月半、「自分たちの学年をしっかりやろう」(市川監督)ということで、1年生と2年生を学年別に2チームに分け、より多くの経験を積むことに注力。力を発揮できる素地を整えた。

 それでも、壁はあった。3月中旬、選抜大会で優勝した東邦(愛知)、智弁学園(奈良)といった強豪と練習試合を行ったが、どちらもコールド負け。力の差を思い知らされた。「相手のサイズ(体格)とかを見て、ネガティブになったり引き気味になったりしていた」と、試合前から圧倒されていたと嘉門は話す。危機感を抱いた主将は練習終わりのミーティングで「姿勢、気持ちを変えていかなあかんぞ!」と日々ゲキを飛ばし、精神的な部分で相手に弱みを見せないチームづくりに励んできた。この日も「先制点」を合言葉に試合に臨み、初回に3連打で先制。ここぞの精神的な強さが、徐々に成果となって表れてきている。

 「夏に向けて、1試合でも多く公式戦をやろうと話してきた」と市川監督。悲願の夏初出場をつかみ取るため、まずは春の京都を連覇して近畿大会に進み、弾みをつけたいところだ。

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