広島 打線改造ハマった!松山V打&西川適時打で5割復帰 緒方監督「いい形」

[ 2019年5月12日 05:30 ]

セ・リーグ   広島4―0DeNA ( 2019年5月11日    マツダ )

初回、右前に先制の適時打を放つ広島の松山(撮影・奥 調)
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 広島は11日のDeNA戦で、打線改造が功を奏して4―0と快勝した。「5番・左翼」で、4月30日阪神戦以来、10試合ぶりに先発した松山竜平外野手(33)が、初回に決勝打となる先制適時打を放った。今季初、通算2度目の1番で先発した西川龍馬内野手(24)は、2回に左前適時打で起用に応え、勝率を再び5割に戻した。

 固定されつつあった打線を組み替えた。なぜだか、変更した打順に好機で回るのだから不思議である。松山は、初回2死一、二塁と1打席目からの好機。2ボールからのチェンジアップを振り抜いた打球は、右翼前方への飛球になった。しかし、右翼・ソトの反応が遅れる。さらに前日10日の自打球で全力疾走できない相手の事情も幸いし、ソトの目の前で打球が弾んだ。先発出場では今季初の適時打は決勝点になった。

 「甘い球と思って振り切れたので、それで(ソトの)1歩目が遅れたのもあるのかな。状態は上がっているし、チームに迷惑をかけないようにやっていきたい」

 今季は、打率・172と不振を抜け出せずに、定位置を失った。4月20日のDeNA戦での頭部死球で、一時的に実戦から遠ざかったことも痛かった。それでも、6日の中日戦では、9回に代打で同点適時打を放つなど、東出打撃コーチも「底は脱した」と復調気配を感じ取っている。

 もう一つの決断が、「1番・西川」だった。今季初、昨季8月19日DeNA戦以来2度目の1番起用。1点優勢の2回1死一、二塁に、初球を左前適時打とし、「(1番は)違和感しかなかった。初球からいっていいんかな…」と戸惑いながらも結果で応えた。

 東出打撃コーチは、「(打順は)松山を先発をさせることからの逆算。西川は、ある程度、何番でもこなせるから」と組み替えの意図を明かした。今季、中堅で出場したのは野間と長野のみだった。この日、西川がプロ初の中堅に就いたことで、外野の競争がし烈さを増してきた。

 チームは、勝率を1日で5割に戻して、緒方監督は「いい形でゲームができている」と納得した。今日は、開幕戦に勝って以来の貯金に5度目の挑戦。貯金生活への準備は整っている。(河合 洋介)

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