巨人・坂本 セ界記録!アニキに並んだ開幕35戦連続出塁 金本氏絶賛「穴のない打者」

[ 2019年5月12日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―3ヤクルト ( 2019年5月11日    東京D )

9回、ソロホームランを放つ坂本勇(撮影・森沢裕)
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 頼れる主将が、アニキに肩を並べた。巨人の坂本勇人内野手(30)が11日、ヤクルト戦の初回に中前打を放ち、開幕から35試合連続出塁。97年に金本知憲(広島)が作ったセ・リーグ最長に並び、83年スティーブ(西)のプロ野球記録、40試合にあと5と迫った。9回にはリーグ単独トップを快走する13号ソロ。チームの連勝が3で止まった中でも、変わらぬ好調ぶりを見せつけた。

 「いとも簡単」に、あっさりと決めた。初回1死。坂本勇は、2―1から石川の外角シュートに素直にバットを出した。中堅右にボールが弾む。4万3738人からの大歓声とは対照的に、表情を変えることなく一塁に達した。

 金本の持つセ・リーグ記録に並ぶ開幕から35試合連続出塁を達成。「センター方向に打てているのはいいんじゃないですかね」。前日は代名詞の内角打ちで中前打を放ち、王貞治の球団記録を抜いた。この日は一転、外角打ちで中堅へ。原監督も「この言葉が当てはまるか分からないけれど、“いとも簡単に”と見えるがごとく、良いヒットでしたね」とうなった。

 高い打撃技術が成し遂げた偉業に金本氏から「穴のない打者」と最大限の賛辞。現役時代に同じ背番号6を背負った偉大な先輩からの褒め言葉に「うれしいし、もっともっといいバッターになれるように日々頑張っていきます」と、少しだけ胸を張った。

 金本氏は10年4月に連続試合フルイニング出場が1492試合でストップ。当時、21歳の若武者は「考えられない領域」と感嘆し、「金本さんはチャンスにも強い。僕も試合に出続けたい」と鉄人イズムの継承を誓った。言葉通り、負担が重い遊撃のポジションながら、09年から14年にかけて球団2位の662試合連続出場を記録するなど、グラウンドに立ち続けて「アニキ」のようにチームを鼓舞している。

 9回にも右翼ポール際に飛び込む13号ソロを放ったが、チームは敗戦。連勝は3でストップし、2位・ヤクルトに2ゲーム差に詰め寄られた。「(本塁打は)ちょっと遅かったけれど、明日につながる。明日も出塁できるように頑張ります」。記録を続けることが、チームの首位快走につながる。(青森 正宣)

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