立大が早大に雪辱 中川が救援で5回1失点で今季初勝利 観戦の母にウイニングボール贈る

[ 2019年5月12日 18:39 ]

東京六大学春季リーグ戦 第5週第2日   立大3―1早大 ( 2019年5月12日    神宮 )

今季初勝利を挙げ、ウィニングボールを母・知子さんに渡す、立大の中川(左)
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 立大が早大に雪辱し1勝1敗のタイとして3回戦に持ち込んだ。

 5回から救援した下手投げの右腕・中川颯投手(3年、桐光学園)が5回1失点と好投し、今季初勝利をマークした。この日は母の日とあって、神宮球場も電光掲示板の文字がピンク色で表示され、全選手がピンク色のリストバンドをつけて試合に臨んだ。
 中川は「ウチは父が厳しいので…母がいろいろフォローしてくれて感謝しています」と話し、試合後は応援に駆けつけていた母・知子さんに直接ウイニングボールをプレゼント。知子さんも「涙が出そう。うれしいです」と喜んだ。

 横浜商で甲子園に出場し、4番も務めた元高校球児の父・貴成さんが中川に今もアドバイスを送るなど二人三脚。「私は野球がわからないので、お父さんが言いすぎていたら、お父さんにもちょっと言い過ぎじゃないのって言ったり。そんな感じです」と陰ながら支えている。

 1年時から救援として活躍し、59年ぶりの日本一となった全日本大学選手権では最優秀投手賞を獲得した中川。昨秋は3勝を挙げたが今季は4月21日の明大戦では先発も4回4失点と苦しみ、以降は再び救援にまわっていた。「優勝とか、貢献しなきゃとか背負ってしまった。調子は悪くなかったが、うまくいかなかった」。

 それでも「前半でやられるだけやられたので、もう失うものはない」と吹っ切れた。溝口智成監督は「久しぶりに彼らしいピッチングだった。一番良い時に近い」と称えた。

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