中日 6カードぶり勝ち越し!清水 プロ初先発で初勝利!スタンドで観戦の母に「生んでくれてありがとう」

[ 2019年5月12日 17:38 ]

セ・リーグ   中日5―2阪神 ( 2019年5月12日    甲子園 )

<神・中> プロ初勝利の清水(左)は鈴木博からウイニングボールを受け取る(撮影・大森 寛明)
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 中日が阪神を5―2で下し、6カードぶり、令和初の勝ち越しを決めた。17年に花咲徳栄で夏の甲子園を制した当時のエースで、プロ初先発を甲子園で飾った清水が5回、92球を投げ4安打2失点と好投し、プロ初勝利を飾った。

 清水はヒーローインタビューで「本当にうれしい。味方の方たちが打ってくれたので感謝します」と笑顔。この日先発予定だった福谷が「左腰椎椎間板ヘルニア」のため、急きょ抜てきされ、1軍登録されての先発マウンド。「先発と言われた時から本当に緊張した」と語ったが、「走者を背負っても粘り強く投げることができた」と胸を張った。

 この日は「母の日」とあり、両親もスタンドで応援。ウイニングボールも「母の日なのでお母さんに…両親に渡したい」と語り「生んでくれてありがとう」と母・百合野さんに向けて照れくさそうにメッセージを送った。

 打線も初回、先頭・京田の中前打と2四球で1死満塁とし、絶好調の高橋が阪神の先発・才木から6試合連続打点、7試合連続安打となる適時二塁打で先制。追いつかれた2回には加藤が中前打で出塁すると、2死二塁の好機から大島が左中間へ勝ち越しの適時三塁打。5回にも2死二、三塁で阿部が2点タイムリー二塁打を放って加点した。

 阪神は初回に1死満塁で福留が中前に同点タイムリーを放ったが、その後は追加点を奪えず。先発の才木は5回5失点で降板し、今季初黒星を喫した。

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