大船渡・佐々木 今年初の連投&守備からマウンド、夏へ向け“試運転”

[ 2019年5月12日 12:47 ]

練習試合   大船渡5―2一関一 ( 2019年5月12日 )

一関一との練習試合で2回1失点だった大船渡・佐々木
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 今秋ドラフトの超目玉、163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)が12日、岩手県内で行われた一関一との練習試合に「4番・右翼」で先発出場。8回からマウンドに上がり、2回を投げ2安打3奪三振1死球で1失点(自責0)。今年初めての連投、守備からマウンドに上がるパターンだった。チームは5―2で勝利した。

 佐々木は3―1と2点リードの8回からマウンドへ。この回を無失点に抑えたが、9回に2安打に味方失策がからんで1失点した。佐々木の失点は、4月20日の仙台育英(宮城)との練習試合以来となった。

 前日11日には、岩手県内で行われた紫波(しわ)総合との練習試合に先発し、160キロ超の剛球を封印した新スタイルながら、5者連続を含む毎回の16奪三振の快投。今年最長の7回、同最多の95球を投げ、2安打無失点だった。

 2日連続の登板、そして、守備からマウンドに上がるのは今年初めてのパターン。16日開幕の春季岩手県大会、そして、“勝負の夏”へ向けて、さまざまなパターンを試した形だ。

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