阪神 メッセ「初回がすべて」5回3失点で3敗目「これも野球」

[ 2019年5月12日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―5中日 ( 2019年5月11日    甲子園 )

初回、中日・阿部に右前適時打を打たれたメッセンジャー(撮影・大森 寛明)
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 出だしの“つまずき”が命取りとなってしまった。11日の中日戦で、阪神先発メッセンジャーは立ち上がりにつかまって5回6安打3失点。不完全燃焼な投球に終わり3敗目を喫した。

 「初回がすべてだったね」

 試合後、第一声で発した言葉に無念さがにじんだ。1死から大島に右翼線への安打で二塁を陥れられると、平田には四球で一、二塁。難敵・ビシエドを空振り三振に斬ったものの、高橋にカーブを捉えられ、右中間へ2点二塁打を許した。さらに阿部にも右前へ運ばれて3点目を献上。結果的に勝負を決する失点を喫した。

 「高橋に打たれたボールも、そんなに悪くは無かった。うまく打たれたと思う」

 2回以降はリズムをとり戻し、5回まで3安打されながら追加点は与えなかった。「それ(初回)以降はゲームを作れた」。劣勢だった5回の攻撃で代打を送られて降板となったが、ゲームメークしたことがエースとしてせめてもの仕事だった。矢野監督からも「丁寧には投げていたんですけど。立ち上がりというのはピッチャーは難しいんでね」と、責められることは無かった。

 前回4日のDeNA戦では、右前腕打撲からの復帰明けにも関わらず、2年ぶりの完投勝利で存在感を誇示。チーム上昇の要因でもある好調な先発陣の波に乗りたかったが、まさかの敗戦になった。ただ「これも野球だから」と切り替え、糧にできるのも背番号54の強み。次戦で白星をつかんで見せる。(遠藤 礼)

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