ヤクルト・村上 “怪童”中西超え38戦目最速2ケタ弾!年間37発ペース「チームの力になれてうれしい」

[ 2019年5月12日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―1巨人 ( 2019年5月11日    東京D )

4回、村上は先制ソロホームランを放ち土橋コーチの出迎えを受ける(撮影・森沢裕)
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 主力の大量離脱。それでもヤクルトには村上がいた。4回1死からメルセデスの高めの139キロ直球を左翼席へ。先制の10号ソロを放り込んだ。

 「少し差し込まれたが、しっかり押し込むことができた。少しずつチームの力になれているのはうれしい」

 今季の10本中、左方向への一発は半分の5本目。村上らしい、逆方向にも強い当たりを打てるスイングで大台に乗せると、後続も続き一挙に3点を奪い、首位・巨人を沈めた。

 高卒2年目以内での2桁本塁打は、球団では64年の高山忠克が18本を記録して以来、55年ぶりの快挙となった。ドラフト制導入後では球団初。今季38試合目での到達は、53年の中西太(西鉄)を1試合上回る最速ペースで、年間37発ペースだ。

 12球団では清原、松井らそうそうたるスラッガーが名を連ね、直近では西武・森以来。中学時代、テレビで甲子園を観戦。大阪桐蔭のユニホームを着て春夏連覇を果たす姿を見ていた。「中学生だったので、技術的なことは分からないが、打ちまくっていた。甲子園のスーパースターでした」。テレビの中のヒーローに肩を並べた。

 バレンティンと坂口は出場選手登録を抹消中。青木は体調不良で先発から外れ、山田哲も途中交代した。苦境の中で打線をけん引。小川監督は「本塁打は大きな効果をもたらす。チームに勇気を与えてくれた」と褒めた。

 首位・巨人とのゲーム差は2に縮まった。村上は「僕が言える立場じゃないが、一打席一打席、僕の役割を果たしていきたい」。大きな可能性を秘めた19歳がヤクルト打線を支える。(黒野 有仁)

 ≪松井以来10代2桁弾≫高卒2年目で今季が19歳シーズンの村上(ヤ)が10号決勝弾。2リーグ制以降、高卒2年以内に2桁本塁打は15年森(西=17本塁打)以来18人で24度目。うち、10代シーズンでの達成は、93年松井秀喜(巨)が19歳シーズンの1年目に11本塁打して以来26年ぶり7人目(8度目)になった。また、村上はチーム38試合目、5月11日で10号到達。高卒2年以内で2桁本塁打をマークした選手の中では、53年中西太(西鉄=2年目)の39試合、5月16日を抜く最速ペースだ。なお、チームで高卒2年以内に10本塁打以上は64年高山忠克(当時国鉄=18本塁打)以来55年ぶりでドラフト制以降初。

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