茨木・窪田 監督と味方がくれた1打席に感謝

[ 2017年7月22日 20:59 ]

第99回全国高校野球選手権大阪大会3回戦   茨木1―10履正社 ( 2017年7月22日    シティ信金スタ )

<履正社・茨木>茨木・窪田
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 大差の付いた状況だったが、茨木の窪田航投手(3年)は夏の初打席に感謝した。

 「思ったほど緊張していませんでした。でも、併殺打で試合が終わったという実感がなくて…」

 打てなかった悔しさは、後からこみ上げてきた。1―10の7回1死一、二塁から代打で出場し、三塁正面へのゴロ。三塁手が三塁を踏んでから一塁へ転送され、コールド負けが決まった。

 肘の故障や肩のスラップ損傷で本来の投手としては出場できず、代打に専念。昨秋の新チームからは副主将として練習メニューを考える役目も担ってきた。今春初戦(2回戦)の八尾戦でサヨナラ負けした翌日は「何をしていいかわからなかった」。和田充司監督から幾度となく厳しいダメ出しを受けたのも「夏に同じことを繰り返さないため」と理解した。

 履正社とは昨夏3回戦の再戦だった。5回に0―9とされ、なおも2死満塁でコールド負け寸前の状況を切り抜け、チームは6回以降もプレーする機会を得た。6回には高畑、豊田修、豊田峻の3連打で1点を挙げ、昨年の零敗から成長した姿を見せた。和田監督は「チームのために貢献してくれた窪田を、代打で使えたのはよかった」とねぎらった。

 「結果が出ない中でも、自分のやることを見つけられた3年間でした」

 味方がつなぎ、監督がチャンスをくれた1打席を高校野球生活の確かな足跡にして、球場を後にした。

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