U―12侍ジャパン 仁志監督、世界一に意欲「記憶に残る大会に」

[ 2017年7月22日 13:15 ]

会見を行った侍ジャパンUー12日本代表の仁志敏久監督(左)と徳永光希主将
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 目指せ初V!「第4回WBSC U―12ワールドカップ」(7月28日〜8月6日 台湾・台南)に出場する侍ジャパンU―12日本代表の仁志敏久監督(45)と、徳永光希主将(中1、香芝ボーイズ)が都内のホテルで記者会見を行った。

 開催は2年に1度で、過去3度は5、3、6位に終わっている。15年の前回大会も指揮を執った仁志監督は、「今はアメリカが連覇をしている。何とか決勝に残って世界一になりたい」と力を込めた。米国とは「骨格、体の大きさなども違う。それに意外にも、アメリカが一番、規律が厳しい。グラウンドでの振る舞いも含めて一番素晴らしかった」。相手との力の差がある中で「それを埋められる戦略、選手起用をしていきたい」と、台湾での戦いを思い描いた。

 会見で仁志監督の隣に座った徳永主将は「このメンバーで優勝を狙いたい。自分だけじゃなく、しっかり周りも見て、恥のない行動をして大会に臨みたい」と誓った。大会は8月6日まで。会見後には、都内でさっそく直前合宿をスタートさせた。前回大会は地元・台湾と米国の決勝戦。球場は満員だったといい「うらやましかった。子どもたちに経験させたかった」と振り返った仁志監督は、「帰ってきた時に、一つ成長の階段を上った子どもたちであってほしい。将来につながる思い出になる、記憶に残る大会にできたら」と話した。

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2017年7月22日のニュース