19歳ルーキーが阪神救う!歳内 25日先発デビューへ

[ 2012年8月17日 10:47 ]

25日広島戦でプロ初先発が濃厚になった阪神・歳内

 阪神のドラフト2位ルーキー・歳内宏明投手(19)が25日の広島戦(マツダ)でプロ初先発することが16日、濃厚となった。この日にジェイソン・スタンリッジ投手(33)が出場選手登録を抹消され、来週の6連戦中にローテーションの谷間ができる。聖光学院エースとして甲子園を沸かせて1年、期待の大器がいよいよベールを脱ぐ。

 光り輝く右腕に絶好のチャンスが巡ってきた。歳内が25日の広島戦でプロ初先発のマウンドに上がる可能性が高まった。

 チームは、15日のDeNA戦(横浜)で3回6失点KOされたスタンリッジの出場選手登録を抹消した。スタンリッジは1軍に帯同しながら調整を続けるものの、再登録が可能なのは最短でも26日。代わりに登録された鄭凱文(ジェンカイウン)は、中継ぎ要員として招集された。現状で1軍の先発陣は、この日にプロ初先発した二神を含めて5人で、21日からの中日、広島6連戦ではローテーションの谷間ができる。そこで歳内に白羽の矢が立った。

 高卒ルーキーながら2軍の先発ローテーション入りを果たし、ここまで公式戦7試合に登板。3勝1敗、防御率2・27と安定感を誇ってきた。オールスター期間中には、前半戦の好成績を買われて1軍練習に参加。シート打撃に登板し、聖光学院時代に甲子園で「魔球」と呼ばれた得意のスプリットを武器に打者8人を無安打に封じた。好投を見守った山口投手コーチも「個人名は言えないけど(1軍デビューも)そう遠くないやろ」と期待を口にしていた。

 大きな自信を手に2軍に再合流した歳内は、その後も結果を残した。ウエスタン・リーグでは7月31日のオリックス戦(北神戸)で5回無失点。NPB選抜として参加した6日の東日本大震災復興支援試合(郡山)では先発して2回を無失点に抑えるとともに、高校時代を過ごした福島のマウンドで直球は自己最速の148キロを計測した。堂々の凱旋だった。

 10年の秋山以来となる阪神高卒ルーキーの先発へ、時は来た。今後は18日のウエスタン・広島戦(由宇)の先発を挟み、1軍デビューへ向かう予定だ。今季は同じ高卒1年目勢で、昨夏甲子園2回戦で投げ合った楽天・釜田が既に5勝。ソフトバンク・武田は初登板初先発初勝利から3勝を挙げている。「1軍のマウンドは目標なので」と話してきた虎の背番号26にも、続けるだけの勢いと潜在能力がある。

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