松坂 22日再昇格も「上で投げられる手応えある」

[ 2012年8月17日 06:00 ]

傘下3Aポータケットのスクラントン戦で、5失点ながら投球内容に手応えを感じたレッドソックス・松坂

インターナショナル・リーグ 3Aポータケット1―5、3Aスクラントン

(8月15日 ポータケット)
 右僧帽筋痛で故障者リスト入りしているレッドソックスの松坂が、早ければ21日(日本時間22日)のエンゼルス戦でメジャーに復帰する可能性が出てきた。3Aスクラントン戦で4度目のリハビリ登板し、5回2/3を5安打5失点(自責4)。4回までは1安打とほぼ完璧な内容で「自分の中では上(大リーグ)で投げられる手応えはある。あとは上の判断に任せます」と話した。

 躍動感あふれるフォームに力強い直球が戻った。前回登板では球が走らず試合中に何度も投げ方を微調整。ストレスをためたが、登板間の練習で修正した。この日最速は93マイル(約150キロ)。「直球を待つカウントで、自信を持って投げられるのは大きい」と語った。

 反省したのは5回。4回終了時点で球数が47球だったことから、技術的な部分を極端に変えて試したという。これが裏目となり、福留に2点中前打を浴び、自らの失策も絡んで5失点。「余計なことをした。もうしません」と猛省した。メジャー復帰は首脳陣の決断次第だが「前よりは視界がクリアになった。道が見え始めてきている」と収穫を口にした。

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2012年8月17日のニュース