高木采配ズバッ!代走・柳田が浅い犠飛で生還

[ 2012年8月17日 06:00 ]

<中・巨>11回1死満塁、サヨナラ中犠飛を放った中日・平田(上)は生還した三走・柳田(下)とともに手荒い祝福を受ける

セ・リーグ 中日1-0巨人

(8月16日 ナゴヤD)
 一瞬の静寂の後、大興奮が球場を包んだ。巨人の優勝マジック点灯を阻止する価値ある一打は、中日・平田が放った。

 「(打球が)浅かったので、柳田さんに感謝です。すごくいい投手なので、低めを捨てて高めにがっついて行きました」

 両軍無得点で迎えた延長11回1死満塁、平田は山口の外角チェンジアップをミート。やや浅めの飛球は中堅へと飛んだ。スタートを切った三走・柳田は捕手・阿部を回り込み、右手で本塁にタッチ。執念と好走塁で我慢比べを制し、会心のサヨナラ勝ちを収めた。

 高木監督の采配も、はまった。前日15日に出場選手登録した平田を7番で2試合連続スタメン起用。さらに11回1死一、二塁、二走・和田に代わる代走には柳田を送った。「タイム走が一番速いのを出した。平田はヒットはなかったが、四球を取っとるから」。選手への信頼感が最後の最後で実を結んだ。

 今3連戦を勝ち越し、首位巨人とのゲーム差は4・5に詰まった。「御の字やない? それ以上言ったら“何言っとる”と笑われるわ」とご満悦の指揮官。一丸勝利で逆転優勝が現実味を帯びてきた。

 ▼中日・中田賢(7月16日広島戦以来の登板で7回2安打無失点)1回ダメで(2軍に)落とされることはしたくなかった。こういう結果を続けていきたい。

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