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別格!!琵琶湖のバス 愛好家もうなるサイズと体格、目指せロクマルゲット

[ 2022年8月3日 05:30 ]

55センチのブラックバスを釣り上げた谷本雅昭さん(中央)
Photo By スポニチ

 【琵琶湖「ランカーハウス」】夏本番を迎え、好調だった琵琶湖のブラックバス釣りが戻り梅雨のような大雨で小休止。秋のターンオーバーのような濁りが入ったからだと推測される。しかし、ヒットすれば40センチアップは間違いなく、60センチサイズも連日上がっている。7月下旬、ランカーハウス(スポニチ釣り指定店)で横浜から毎月来ているという猛者に出会った。同年代と思われるその猛者5人は片道5時間の道のりも琵琶湖のバスを想像すると何でもないと少年のような笑みを見せた。日本一の琵琶湖の魅力を改めて思い起こしてくれた。(スポニチAPC・八十川 景一)

 この夏、絶好調の琵琶湖のバス。7月の大雨で濁りが入り、バスが散ってしまった感がある。まだどこが良いかつかめないが、一つ言えることはヒットすれば相当大物だということだ。

 現時点で実績があるのは岬の落ち込み、そしてしゅんせつ跡と本流(琵琶湖の水の流れ)の境目(これは水の色が層のようになっているので目視で分かる)。そして、ポツポツと水面まで伸びているウイード(水草や藻)の影側、もしくは水が動いてる側。
 当たりが少ないので適当にポイントを決めてしまいがちだが、濁りが入って厳しいからこそ、丁寧に探ることが肝要だろう。タックルは何でも釣れているようだ。よって好みのもので構わないだろう。

 例年の夏に比べ、ウイードそのものが少ない。いつもなら針がむき出しのプラグだと、巻くたびにウイードが絡まってどんどん重くなり、回収のころには水草ボールになっていたが、そんなことは皆無。ジグヘッドも扱いやすいし、プラグもストレスなく投げられる。

 そんな状況の中、ヘビダン(風や水の流れに強いピンポイント狙いの仕掛け)で狙いすまして55センチをゲットしたのは横浜から仲間5人で来ていた谷本雅昭さん。バス釣りフリークで関東の有名なスポット、津久井湖、霞ケ浦、相模湖などへしょっちゅう行くが琵琶湖は別格だと言う。毎月約5時間の移動をモノともせずに通っていると目をらんらんとさせて、まるで少年のように語るのだ。

 「琵琶湖のバスはサイズと体格がまるで違う!5時間も全然苦になりませんよ」。一緒に来ていた梶原英樹さんも同じくダウンショットで45センチをゲット。「来たかいがあった」と笑顔を見せてくれた。

 今後、濁りが日に日になくなり、ポイントが絞りやすくなるだろう。この夏、全国のバス釣り愛好家の聖地・琵琶湖でロクマルゲットを目指してみてはいかが。

 問い合わせはランカーハウス(電)077(524)5125へ。

 ◆アクセス 大阪方面からは名神高速・京都東インターを出て西大津バイパス・近江神宮ランプから県道558号を北へ300メートル。名古屋方面からは名神高速・大津インターから県道558号を北へ5キロ。公共交通はJR湖西線唐崎駅より徒歩約15分。

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