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ヒラメ大判振る舞い 座布団サイズ 続々ヒット!!

[ 2019年11月21日 07:36 ]

ヒラメを相手に師弟ガチ対決をした高橋さん(左)と松田さん
Photo By スポニチ

 アサヒビール・アサヒ飲料カップ2019ポニチ「飯岡ヒラメ釣り大会」が17日、千葉県飯岡・隆正丸で開催された。3、8、11、18号船の4隻に分乗した65人の中で8号船の流山市の吉川浩一さん(55=会社員)が2・42キロ(64・5センチ)を釣り上げ総合優勝した。(笠原 然朗)

 8号船の舵(かじ)を握った芳野忠司船長は、数より型を優先してまずは水深45メートルのポイントから始めた。

 仕掛けを下ろしてすぐに当たりがあり、型が見られたものの、いずれも中型。その後、頻繁に移動を繰り返す“拾い釣り”となった。

 状況が一変したのは25メートルダチの根が点在するポイントを狙った午前10時40分。右舷胴の間から竿を出していた結城市の廣瀬千晶さん(30=パート)の竿が曲がった。「重いよ~」と必死の巻き上げでタモに収まったのは2・42キロ。そして5分後に魚信をとらえたのが優勝した吉川さんだった。

 「タナは底ギリギリ。最初に魚信があって、しばらく遊ばれたので聞き上げて下ろしたところで食いました」。上がったヒラメは廣瀬さんと同重量。全長で1センチ上回り、優勝を決めた。

 吉川さんは釣り仲間である廣瀬夫妻と大会に参加した。

 「隣で良型が釣れたのでプレッシャーを感じました」。

 普段はコンピューター系の会社に勤務。仕事が多忙で、この日が約半年ぶりの釣行だった。「釣りはいいですね」。久しぶりの気分転換に、優勝というお土産が付いた。

 ◇大会成績(ヒラメ1匹の重量、同重量の場合は全長差、単位キロ)

 ▼総合賞 (1)吉川浩一(流山市)2・42(64・5センチ)=8号船(2)明石由紀夫(足立区)2・01=3号船(3)池上淳一(市川市)1・72=18号船(4)伊藤慶次郎(足立区)1・68=11号船

 ▼船別賞 ◎8号船(1)廣瀬千晶(結城市)2・42(63・5センチ)(2)渡邊圭以子(豊島区)1・81◎3号船(1)辻本敬一(江戸川区)1・34(2)埜田博実(茅ケ崎市)1・23◎18号船(1)高橋良彦(木更津市)1・50(2)松田優(練馬区)1・28◎11号船(1)箱田佳子(江東区)1・64(2)有坂英(塩谷町)1・58

 ▼女性賞 長沢よしみ(千葉市)1・12=敬称略=


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