×

アツ〜いワカサギ一荷 ぬくぬくドーム船

[ 2018年1月19日 07:11 ]

良型のワカサギが一荷で釣れたよ
Photo By スポニチ

 【桜井瑠香の さぁ釣るか!】イラストが得意?な“不思議ちゃん”系の釣りガール、桜井瑠香が紙面に初登場。神奈川県相模湖のドーム船でワカサギを狙った。いまが最盛期の釣り物。ぬくぬくの船内で竿を出した。

 初取材は、相模湖の天狗岩釣案内所のドーム船で人生2回目のワカサギ釣り。

 早朝の湖は静かで、水面から湯気が上がり神秘的。乗船待ちで並んでいる時は凍(い)てつく寒さ。でも船に入ってしまえば上着も脱げる暖かさで、手がかじかむこともありません。

 仕掛けを出そうと勢いよく引っ張ったら切れてしまったり、紅サシをつけていて絡まったりとあたふた。仕掛けの投入までは時間がかかりましたが、開始後10分で1匹目。

 その後、なかなか釣れず悩んでいると、山口恭平船長がアドバイスに来てくれました。

 仕掛けを落とした直後に当たりが出やすいそう。すぐに誘わず穂先に集中して当たりを見ます。当たらなければ上下にかき混ぜるように優しく誘います。 ゆっくり竿を下げるたるませ、ゆっくり竿をあげる聞き上げなど誘いのパターンもいろいろですね。

 魚探を見ながら浮いてる時はそのタナに合わせます。底の魚より浮いてる魚の方が食いが良いそうです。

 強い当たりに合わせると竿がのされ、なかなか上がってこない魚もいます。グングンと引っ張られてハリスを切られてしまうこともあります。

 午前10時ごろ、バタバタと連続で釣れる時間帯があり釣果が伸びました。3点掛けもあってお昼には60匹超えてひと安心。

 「少なすぎると天ぷらにする油がもったいない」と、奥さまに怒られると言っていたお父さんが居ました。

 目標を100匹にして午後の部スタート。当たりはあるのになかなか掛からない。じれったーい。この悔しい感じが癖になるのです。餌は紅サシと白サシを交互に付けてみたり、ブドウ虫に頼ってみたり。渋い時間に釣れる1匹はうれしいものです。

 あっという間に残り2時間。まだ80匹。100匹釣るのが先か4時の迎えの船が先か…。数が伸びず悩んでいると、隣の優しいお兄さんが匂い付きのサシを譲ってくれました。バターとガーリックのいい匂い。チーズなんかもあるそう。食欲をそそる匂いといえばカレーかな?焦がしじょう油なんかも良いなぁ。いろいろ試してみたくなりますね。

 そんな頂き物の特餌をつけたら釣れ始め96匹で終了。うーん悔しい。

 この日宿のトップは400匹。同船でもトップは200匹を超えていたそうで、腕の差が顕著に出る釣りだなぁと思いました。

 ◇イラスト 山口恭平船長の顔を描いてみました。下手ですって?味がある絵、と言って。お願い。船長のタイプは大島優子ですって。これからも船長さんの顔を描きまくるぞ!

 ◇桜井 瑠香(さくらい・るか)神奈川県出身。ミスHabushi(新島)。イルカが好きで全国の水族館を制覇するのが夢。釣りは淡水海水問わず大好き。年間釣行は100日を超える。ブログは「イルカは魚を追いかける♪」。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、相模湖・天狗岩釣案内所=(電)042(687)2006。出船は午前6時半から7時。納竿は午後4時。料金は3500円。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る