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何があったのか?釣った釣られた2017年

[ 2017年12月28日 07:28 ]

釣果は74センチのイタダキマス。美味だ
Photo By スポニチ

 【プレーバック2017】17年もあと4日。読者の皆さんにとってどんな“釣り年”でしたか?本紙釣り面で健筆を振るったAPC、ライター陣が今年を振り返るプレーバック。さて何があったのか?

 ◎若林 茂

 11月11日は奥日光・丸沼に100人が参加した「第14回丸沼ルアー&フライ釣り大会」の取材。そして、丸沼温泉・環湖荘に泊まった翌朝は一面の銀世界、連載中の「ワカサギ天国」の取材だ。ポイント「発電所沖」でワカサギ釣りを始めて30分後だった。右後方でパシャッと魚が跳ねる音。振り向くと、モコッと大きな波紋が。「かねて用意」のルアー・ロッド一閃(いっせん)、7グラムのスプーンに怪物がヒットした。必死のハンド・ランディングで取り込んだのは前日の優勝魚を4センチ上回る74センチ、4・9キロのイタダキマス(頂鱒)だった。イタダキマスは日光市の神山水産が選抜育種で作出したブランド・マスのニューカマー。もちろん、おいしくイタダキマシタ。

 ◎町田 孟

 仏滅、友引、三隣亡。スミイカのスッテ釣りでの1日。いきなりアオリが乗った。しばらくして本命も。「この調子、この調子」。シェイク&シャクリと気がいった。と、なんか竿先が変?目を凝らすと、グラス竿の先っぽが割けている。お気に入りだったのに…。 悪癖の力み過ぎか。気を取り直して予備に持っていた和竿を取り出した。知人の手作り。シャクリの際、多少ギシギシ音がするのが気にかかった。これが悪魔の叫びだったようだ。4匹目の後、追加をと気合を入れた途端、ベキッ!手元のすげ込み部分が真っ二つ。何とか応急処置をしたけれど、数は伸ばせないままに終わった。竿2本だけでなく心までも折れた代償が5匹のイカ。はかりをどちらに傾けるべきだろう。年明けにはおはらいを受けなきゃ。

 ◎芝 真也

 今年もいろいろな魚たちに遊んでもらいました。その中でも印象に残ったのは、千葉・片貝漁港主催のヒラメ釣り大会に参加した時のこと。

 当日は、特別に全面解禁。各船が狙い定めたポイントに入りスタート。さすがは魚影の濃い片貝沖。開始から次々とヒラメが取り込まれていきました。

 大会は、1匹の重量勝負。大きいヒラメを釣りたいところです。海底から50センチほど切ったタナでは、ソゲ級がアタックしてきます。そこで、思い切ってタナを2メートルと高く取る作戦に。30秒に1回、ストンと落としてタナを取り直すと…この時のイワシの動きが良かったのか、タナ取り直後にガツンと当たり。3・6キロを頭に2・8キロ、2・5キロの良型を釣ることができました。 優勝にはほど遠いサイズでしたが「狙って釣れた」記憶に残る釣行になりました。

 お魚さん、来年も遊んでくださいね!

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